北海道・東北地方

    北海道

    石子 彭培 北海道に森を創る会 理事長

    地函館「未来の森」を拠点に森林トラスト運動

    ph_hokkaidoimg-keyperson-act3日本には営々と木を植え、木を用い、森を大切にしてきた歴史があります。これからの日本を背負う子どもたちが健やかで豊かな人間性を育む活動として、山林を寄付などで取得する「森林トラスト運動」を進めています。

    森林トラスト運動は地函館「未来の森」(5ha)を拠点に、春の植樹祭・森の合唱などを開催しています。企業の森づくり活動は、社会貢献であるとともに、企業のイメージアップにもつながるものであると考えています。

    青森県

    中濱 和夫 赤石川を守る会 会長

    金鮎群れ泳ぐ清流めざし広葉樹の森づくり

    ph_aomoriimg-keyperson-act3地元を流れる赤石川は日本でも有数の清流で、世界自然遺産「白神山地」が源流ですが、夏場は生物が棲みにくい環境に陥り、事態を打開しようと国有林内にて広葉樹の森づくりを始めました。

    ステファニー等の「緑の募金」協賛募金による支援を得て、会員、一般参加者や子どもたちと年間6回、12日をかけて杉の枝切りや除伐、下地整理を実施しています。その際に、広葉樹の幼樹や樹木は残し、長い時間を要しますが、杉の林を広葉樹の森に戻します。

    岩手県

    半谷 栄寿 オフィス町内会事務局 代表

    間伐促進の新たな仕組み「森の町内会」を展開

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    サポーター企業:東京電力

    img-keyperson-act2森づくりに不可欠な間伐が進まないのは費用が収入を上回るからですが、「森の町内会」はこの不足分を補完して間伐を促進する新たな仕組みです。

    「間伐サポーター企業」が購入・使用する「間伐に寄与する紙」には「間伐促進費」が付加されており、間伐を経済的に成立させるのです。首都圏や大阪での企業向けの活動に加えて、「緑の募金」の支援によるキッザニア東京との連携活動も実施し、国産材利用のマインド醸成に努めていきます。

    宮城県

    木村 健太郎 宮城県森林インストラクター協会 企画部長

    多様な主体と協働して里山林の再生めざす

    ph_miyagiimg-keyperson-act3近年里山の荒廃が進み、森林機能の低下が叫ばれています。さらに里山を健全に保全し後世に引き継いでいく能力が失われかけています。里山再生には、行政やNPO単独の力ではなく、大きな協働形態のモデルを作り上げることが近道だと感じました。
    県内で特に荒廃が著しい県有林5・7haを借り受け、新日本石油の「緑の募金」への寄付を通した支援により、従業員や地域のボランティアとの協働で里山再生活動に継続的に取り組んでいます。

    秋田県

    嶋田 康子 秋田県トラック協会 会長

    企業による水と緑の森づくり第1号は「トラックの森」

    ph_akitaimg-keyperson-act3近年、世界的に環境問題がクローズアップされ、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の削減が重要な課題とされています。当協会は自動車を使う業界として、環境意識の高揚を図りたいものと具体的な方法を模索していました。

    そんな折、「水と緑の条例」の趣旨のもと、県民参加の森づくりを推進している秋田県が、今年度新たに「企業の森づくり」をコーディネートし、「企業による水と緑の森づくり」制度を創設する運びになりました。そして、同制度の第1号となる取り組みとして、当協会がCSRの一環として、由利本荘市の所有地において森づくりを行うこととなりました。

    そこは「トラックの森」と名づけられ、秋も深まる10月24日、ブナ、ケヤキといった広葉樹数種1360本を当協会の関係者や地元のボランティアなど総勢120名で植樹しました。

    山形県

    堀川 隆志 山形県森林土木建設業協会 会長

    森林の保全が社会貢献の第一歩

    ph_yamagataimg-keyperson-act3機能が低下している森林の再生を図ろうと下刈除伐を実施し、伐採したものについてはチップに加工して再利用しています。整備が進むにつれて森林に足を向ける一般市民が増えてきており、安らぎや憩いを提供できているのではないかと自負しています。

    当協会の会員が「緑の募金」(企業募金)に協力し、「募金事業」をあわせて実施することで、社会に貢献できるものと考え、会員相互に森林の保全の重要性と緑化することの意義を再確認しています。

    福島県

    黒河内 豊 福島民友新聞社 取締役事業担当

    参加型環境学習家族ぐるみで森林体験

    ph_hukushimaimg-keyperson-act1平成16年5月に創刊百十周年を記念して「民友の森」を開設しました。「民友の森」は、林野庁が自然体験の機会を増やそうと行っている「遊々の森」制度を活用、県民参加型の環境学習の場として運用しています。
    4月にはクリーンハイキング、5月には木々や草花の撮影を楽しむ「写真撮影会」、10月には親子で参加する木工教室を実施し、自然の中での物づくりの楽しさを実感してもらい、親子の触れ合いも確かめてもらっています。