幅広い業種の事業者との連携によって木材の強みを生かした多様なビジネス&ライフシーンに合わせた新たな商品、 需要の創出に向けて、ビジネスパーソンを対象とした『異業種交流セミナー』を開催します。

当日は、セミナーに来場したビジネスパーソンなどを対象に、多様な「木づかい」を呼びかける 『はじめよう! 森づくり・木づかい展』も同時開催。「木づかい推進月間」の趣旨に賛同する企業・団体のパネル展示を募集します。

『森と木を活かす「グリーンエコノミー」異業種交流セミナー』
〜企業と地域の協働で生み出す、「木づかい」を通した地域活性化〜

地域やセクター、分野・業種を超えた連携・協働を通して、新たな木材利用の付加価値・社会的価値を創出することにより、新たな用途や需要を生み出し、地域活性化に繋げている先導的事例に学ぶとともに、ネットワークづくりに向けたセミナーを開催します。

kizukai_reference当日はご希望の方に、環境省発行の「カーボン・オフセット活用ガイドブック」、「企業の森づくり」サポート制度事例集、ナショナルジオグラフィック特別編集版「森を活かす」、など差し上げます。ぜひご活用ください

日 程 2012年10月2〜5日(火〜金) 15:00〜18:00
情報交換会:18:00〜19:00
場 所 港区立エコプラザ(〒105-0013 港区浜松町1-13-1)
※ JR「浜松町」駅北口より徒歩約4分、都営地下鉄「大門」駅B1/A2出口より徒歩約3分
主催等 主催:美しい森林づくり全国推進会議、特定非営利活動法人活木活木森ネットワーク
共催:東京都、公益社団法人国土緑化推進機構
協力:経団連自然保護協議会
内 容

2日(火)

(1).木づかい × 地球温暖化防止

炭素固定とともに、ライフサイクル全体でのCO2排出量の少なさから、木づかいを通した地球温暖化防止への貢献への期待が高まっています。
そこで、地球温暖化防止の観点からの木づかいの最新動向と、建築物や内装・オフィス用品等での木づかいを通して都市と農山村、企業と森をつなぎ、地場産業振興やまちづくり等に繋げている多様な事例を紹介します。

概況報告(仮題)

  • 地球温暖化防止の観点からの木づかいの新潮流林野庁 木材利用課

事例発表(仮題)

  1. “地場産業振興”や“東北復興”に活かされる木づかい
    杉本 洋文東海大学工学部建築学科 教授
  2. “まちづくり”から“子育て支援”に拡がる木づかい
    若杉 浩一(株)内田洋行 テクニカルデザインセンター
  3. “都市と農山村”“企業と森”をつなぐ木づかい
    末宗 浩一(株)イトーキ Econifa開発推進室長

3日(水)

(2).木づかい × 東北復興支援

東北地方は、東日本大震災で甚大な被害を受け、復興に向けた課題も抱えていますが、豊かな森林資源と森を活かす豊かな知恵が息づいています。
そこで、被災地の現状を踏まえて、2012年の復興元年に芽生えている、企業や一般市民等が気軽に参加できる『復興アクション「森のチカラで、日本を元気に。』と連携して、支援の輪を拡げている多彩な事例を紹介します。

概況報告

被災地の森林・林業の現状と『復興アクション「森のチカラで、日本を元気に。」』
公益社団法人国土緑化推進機構

事例発表

  1. 東北の木づかい「復興支援ノベルティ」と「デザイン力」
    服部 進一般社団法人木づかいビジネス協議会 理事
  2. 大学や企業連携で、新たな玩具・家具を生み出す
    菊池 覚津山木工芸品事業協同組合 理事長
  3. 地域を超えた産地間協働で、支援の輪を拡げる
    高橋 正行(株)磐城高箸 代表取締役

4日(木)

(3).木づかい × 生物多様性保全

2012年10月の「COP11」における「愛知目標」国別行動目標の策定により、国際的に生物多様性保全の観点から持続可能な森林管理・利用への要請が高まっています。
そこで、国際的な動向を鑑みつつ、グリーン調達の観点から森林認証材や地域材等の使用を標準化している企業等の最新動向等を紹介します。

概況報告(候補案)

動き出した、「愛知目標」達成に貢献する、企業の木づかい
藤田 香(日経BP環境経営フォーラム 生物多様性プロデューサー)

事例発表(仮題)

  1. 認証制度を核に拡がる、生物多様性保全のネットワーク
    岩瀬 泰徳(NPO)日本森林管理協議会(FSCジャパン)
  2. 都市と農山村をつなぎ、森林認証材を住宅の標準仕様化
    鈴木 誠一三菱地所ホーム(株) CSR部長
  3. 木材利用方針の策定を通して、地域材利用を推進
    阿部 祐爾(株)岡村製作所 環境マネジメント部長

5日(金)

(4).木づかい × ライフスタイル

民間部門での木づかいの推進に向けては、多様なターゲットのライフシーンに合わせた活用法を提案することが重要で、とりわけ住宅や家具等の購入層である子育て世代への訴求を拡げることが重要といえます。
そこで、対象層のニーズである癒し・アロマ、LOHAS等の視点からの活用法を提案している多様な企業等の事例を照会するセミナーを実施します。

事例発表

  1. キャラクター連携&自由が丘出店で裾野を拡げる
    稲本 弾オークビレッジ 自由が丘ショールーム 店長
  2. 身近な里山のどんぐり材を、身近な暮らしの中で活かしていく
    中澤 健一フェアウッド・パートナーズ
  3. 女性・母親目線で、店舗や暮らし中の木づかいを提案
    川畑 理子(株)グリーンマム 代表
  4. グローカルな視点から、日本の木製品を世界へ向けて発信
    薗部 七緒(株)エコトワザ 取締役

6日(土)

※木づかいに係る関連行事を開催

主催:(NPO)緑の家学校

その他

各日とも、終了後には交流会を開催。

 

参考教材「グリーンエコノミー時代を拓く『森で経済を作る』」

moridekeizai国連持続可能な開発会議(Rio+20)では、「グリーンエコノミー」が主要テーマと位置づけられましたが、わが国では、温暖化防止や生物多様性保全の観点に加えて、森林・林業再生プランや公共建築物等木材利用促進法等の国の後押しも追い風に、多様な企業による成熟した森林資源を活用した「グリーンエコノミー」の創出に向けた取組がはじまっています。経団連自然保護協議会 大久保特別顧問、日本プロジェクト産業協議会 三村会長、プラチナ構想ネットワーク 小宮山会長、東京都市大学涌井教授、ユニバーサルデザイン総合研究所赤池所長といったトップリーダーのインタビューから、23のリーディング企業の取組事例、東北経団連、九州経団連から全国の自治体の取組紹介など、森のトレンド最前線をまるごと紹介。是非この機会に、ご活用下さい。

 

木づかいWEEK 2012 in TOKYO
『はじめよう!森づくり&木づかい展』

セミナーに来場したビジネスパーソン等を対象に、多様な「木づかい」を呼びかけていくため、セミナー会場後方に、同時開催で以下の『はじめよう! 森づくり・木づかい展』を開催します。出展団体は以下の通りです。

一般 コクヨファニチャー(株)
住工房なお
宮坂木材産業(株)
(有)白樫木材
(有)風大地プロダクツ
(有)ナベ企画
(NPO)やみぞの森
堀内ウッドクラフト
(株)アサノ不燃木材
全折食品容器連合会
カーボン・オフセットフォーラム(J-COF)
(株)天地林
発表団体 新宿区
京都市
浜松市
豊田市
東海大学杉本研究室
(株)イトーキ
(株)内田洋行
(株)ハートツリー
(株)フロンティア・ジャパン
もくもくハウス
(株)磐城高箸
(NPO)日本森林管理協議会(FSCジャパン)
(株)岡村製作所
(株)エコトワザ
主催者等 木づかい運動
復興アクション「森のチカラで、日本を元気に。」
フォレスト・サポーターズ
港区
東京都

お問い合わせは

「フォレスト・サポーターズ」運営事務局 美しい森林づくり全国推進会議
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館別館5階
TEL:03-3262-8437 FAX:03-3264-3974 E-mail:toiawase@b-forest.org

木づかい推進月間