日本製紙連合会

foresapo_case_m_img11日本製紙連合会は、戦時下において紙パルプの生産・配給を統制していた紙統制会社の解散後、 1946年、紙及びパルプ工業会設立にはじまり、さまざまな変遷を経て、紙・パルプ連合会と板紙連合会が統合されることで設立されました。

活動理念・目的

1970年代からはじまった「消費者参加型」の環境保全の取り組み

日本製紙連合会は、我が国の紙・パルプ製造業の健全な発展を図ることを目的として、 わが国の主要な製紙会社によって構成されている製紙業界の事業者団体です。委員会活動を中心に、 紙・パルプ製造業に関する内外調査や研究、紙・板紙および原材料に関する情報・統計資料の収集・作成および提供、製紙業に関する広報活動など、さまざまな活動を行っています。

「フォレスト・サポーターズ」に関わる取組みの概要・今後の展望

間伐材の認知向上、利用促進を図る

「フォレスト・サポーターズ」の一員として、間伐材を使用した“間伐紙”の使用を推進しています。間伐紙は、住宅用の製材、合板等には使用しづらい「まがった木」など低品質な間伐材を使用してつくられた紙で、グリーン購入法の判断基準の適合品にもなっています。

活動事例

古紙回収事業の推進

foresapo_case_img21インターネット等を使用しての消費者意識調査、 一般消費者向けの小冊子や子ども向けDVDの作成など、さまざまな活動を通じて、「古紙回収事業」に対する国民の理解の促進を図っています。

間伐材の利用促進活動のサポート

foresapo_case_img22「緑の募金」の特定公募事業として「国民参加による間伐及び間伐材の利用促進事業」を新設していただき、 間伐材の利用促進に取り組む団体を公募しました。結果として、全国57団体の活動への助成が実現しました。

日本生活協同組合連合会

forespao_case_m_img10略称:日本生協連。日本生協連は、生協の全国連合会で、全国の500の生協が加入しており、総組合員数は約2,500万人です。

  • 〒150-8913 東京都渋谷区3-29-8 コーププラザ
  • TEL:03-5778-8105 FAX:03-5778-8120
  • E-mail:pr@jccu.coop WEB:http://jccu.coop

活動理念・目的

1970年代からはじまった「消費者参加型」の環境保全の取り組み

生活協同組合の環境保全の取り組みは、1970年代の水環境問題や「マイバック持参」運動でのレジ袋削減等からはじまり、 1990年代前後の地球環境問題への関心の高まりとともに広がりました。事業上の環境負荷の低減を進めるだけでなく、 組合員が参加するリサイクル運動など、消費者参加型の取り組みが特徴です。マイバック持参によるレジ袋の削減は年間で約4億枚にもおよんでいます。

「フォレスト・サポーターズ」に関わる取組みの概要・今後の展望

キャンペーンや地域での活動を通じて、環境について広く訴えていく

再生原料使用など環境に配慮したコープ商品の普及を図るとともに、対象商品の販売額1%を国土緑化推進機構等に寄付するなどの 「環境キャンペーン」を実施しています。また、地域の委員会などを中心に、組合員による地域社会の環境保全活動を進めています。 今後は、組合員の方だけでなく一般消費者の方に、ホームページや新聞等で、広く、自然や環境の保全を訴えていきます。

活動事例

全国で「3.9グリーンスタイル」商品の利用拡大

foresapo_case_img19「3.9グリーンスタイル」活動の一環として、間伐材を活用したさまざまな商品を販売しています。 間伐材「まな板」等は、3年間で販売数が3倍になるなど、確実に広がりをみせています。

コープの森づくり

foresapo_case_img20全国各地の生協では、「こ~ぷの森」づくりが進んでいます。子供たちも参加できる植林活動等、 多種多彩な活動を行っています。右の画像は、みやぎ生活協同組合の「こ~ぷの森」づくりです。

財団法人 日本鳥類保護連盟

foresapo_case_m_img12「日本鳥類保護連盟」は、昭和22年に発足し、昭和37年に常陸宮殿下を総裁にご就任いただいている団体です。環境省や地方公共団体と連携しつつ、企業や一般の方々のご協力、ご参加のもと、野鳥の保護を通じて自然保護に取り組み、人と自然が共生できる社会を目指しています。

活動理念・目的

野鳥の保護を通じた自然環境保護への取り組み

鳥にとっていちばん重要な生息環境の代表は森林です。日本鳥類保護連盟は、鳥類を中心とする身近な生き物を保護することの大切さについて普及啓発を進め、野鳥などが安心して棲める環境を守り、また改善していくために活動しています。

「フォレスト・サポーターズ」に関わる取組みの概要・今後の展望

もっと広く、森林での野鳥とのふれあいを体験し、
森と野鳥の関わりの深さを知ってもらいたい

機関紙「私たちの自然」で“野鳥のための森林づくり”の特集を組むなど、『森林づくりは野鳥の生息環境づくりである』ということを訴えかけていきます。今後も、野鳥のほか、昆虫など身近な生き物に関する記事を掲載し、森林保護と野鳥保護の活動の普及啓発を推進していきます。
林野庁情報誌「RINYA」平成20年5月号より抜粋、加筆・編集

活動事例

鳥類保護を通じて森林環境保全の推進

foresapo_case_img23学校、団体などで児童・生徒が中心となって行われる野生生物保護活動を発表する場として、毎年「全国野生生物保護実績発表大会」を開催。鳥類保護を通じて森林環境保全の普及啓発を図っています。

会員等による森林づくり活動への参加

foresapo_case_img24各地で行われる森林づくりに会員等が参加。法人会員の日本ハム株式会社が筑波山で行う「みんなの森づくり」に参加して、野鳥の解説や巣箱の設置方法などの講習を行っています。

日本特用林産振興会

foresapo_case_m_img_na01特用林産物は豊かな森の恵みを活かし、農山村の所得機会の向上や森林資源の適正な管理に役立っています。日本特用林産振興会は、特用林産関連産業の振興を図り、農山村地域の発展に寄与するため昭和59年に設立され、特用林産物の需要・消費拡大活動や、生産・経営技術の普及・啓蒙等に取り組んでいます。

活動理念・目的

特用林産関連産業の振興を通じた農山村地域の発展

特用林産物は、豊かな森の恵みを活かし、農山村の所得機会の向上や森林資源の適正な管理に役立っています。日本特用林産振興会は、特用林産関連産業の振興を図り、農山村地域の発展に寄与するために設立され、都道府県を単位とした特用林産振興会と特用林産関連中央団体及び賛助会員からなっています。

「フォレスト・サポーターズ」に関わる取組みの概要・今後の展望

森の恵みの普及を図る

特用林産物は、山林から生産される産物のうち、木材以外のきのこ類、木炭、竹、桐などの産物を言います。こうした森の恵みは古来より私たちの生活に使われてきており、また文化財を維持するうえでも欠かせないものです。適切な生産・消費が森林や農山村地域の維持発展に寄与することから、これからも技術・情報の普及などを通じて特用林産物の活用に努めていきます。

活動事例

特用林産物の需要・消費拡大のためのPR活動

foresapo_case_img_na01-2森の恵みである特用林産物の需要・消費を拡大するため、用途や製品について普及を図る展示会、イベント、功労者の表彰等のPR活動を行っています。

きのこ・山菜アドバイザーの養成・登録

foresapo_case_img_na01-1一般消費者に対し、きのこ及び山菜に関する知識や利用方法などを伝えることによって、きのこ・山菜への関心を高め消費拡大につなげていくため、「きのこアドバイザー」と「山菜アドバイザー」の養成・登録を行っています(それぞれ隔年で実施)。

日本労働組合総連合会(連合)

foresapo_case_m_img13平成元年に結成。現在、加盟組合員は680万人。日本の労働組合ナショナルセンターとして、 すべての労働者のために雇用と暮らしを守り、豊かさが実感できる公正な社会を目指し取り組んでいる。

活動理念・目的

森は豊かな暮らしと環境のために欠かせない社会資本・財産

平成元年の結成以来、労働条件や賃金の向上だけでなく、「ゆとり・豊かさ・社会的公正」を求める取り組みを進めてきました。 また、社会保障や税制、教育、環境など、市民・生活者の視点で大切な問題にも取り組んでいます。2年に1度策定する政策提言では、 国や地方自治体に森林保全と活用の重要性を提言し続けています。

「フォレスト・サポーターズ」に関わる取組みの概要・今後の展望

持続可能な社会づくりと「グリーン・ジョブ」に向け、森林の整備と雇用創出を

美しい森林を国内でつくっていくことは、地球温暖化防止や生物多様性などの環境保全、 木材の適切な利用を通じた林業振興、山間地域における雇用創出など、いずれの観点からも重要な課題です。 持続可能な社会づくりと「グリーン・ジョブ」の実現に向け、美しい森林づくりの問題と解決に向け、これからも取り組んでいきます。

活動事例

定期的な現地視察

foresapo_case_img25森林の現状を踏まえた具体的な提言ができるように、定期的に森林整備の現場や木材工場などを視察しています。

地方連合会における「連合の森づくり」の促進

foresapo_case_img26連合栃木では、19世紀後半、銅の精錬に伴う工場煤煙や森林伐採で丸裸になった足尾の山肌に苗木を腐葉土、黒土と一緒に植樹し、環境を回復する「連合栃木植樹デー」を組合員・家族の参加で実施しています。

認定NPO法人 ふるさと回帰支援センター

ふるさと回帰支援センターは、都市住民と農山漁村をつなぐプラットフォームとしてI・J・Uターン等のサポートと 各種の情報提供や農林漁業研修などの支援活動を通じて、都会から自然豊かな農山漁村へ移り住むお手伝いをしている内閣府認証の認定NPO法人です。

  • 〒104-0061 東京都中央区銀座4-14-11 七十七ビル3階100万人のふるさと回帰・循環運動推進・支援センター 銀座情報センター
  • TEL:03-3543-0333 FAX:03-3543-0346
  • E-mail:info@furusatokaiki.net WEB:http://www.furusatokaiki.net

活動理念・目的

ふるさと回帰のプラットフォームとして

認定NPO法人ふるさと回帰支援センターは、都市住民と農山漁村をつなぐプラットフォームとしてI・J・Uターン等のサポートと各種の情報提供や農林漁業研修などの支援活動を通じて、都会から自然豊かな農山漁村へ移り住むお手伝いをしています。

「フォレスト・サポーターズ」に関わる取組みの概要・今後の展望

サポート体制・ネットワークを強化していく

最近、都市から農山漁村への移住の動きが顕在化しており、これにともない森林整備事業への就職希望も出ています。また、移住者の住宅も不足傾向にあることから、今後は地場産の木材を使用した住宅の建設も見込める状況となっています。これらを踏まえ、今後はさらにサポート体制・ネットワークを強化していきたいと思います。

活動事例

「ふるさと回帰フェア」内での活動

foresapo_case_img27 - コピー毎年、9月に開催される「ふるさと回帰フェア」内で、現在の森を取り巻く状況の報告や地場産木材を使った住宅の見本展示などに加え、移住者住宅の選択肢に国産材を使った木の家を紹介しています。

ふるさと起業塾

foresapo_case_img28 - コピー豊かな自然環境の中で、地域社会の一員として生きていくことを希望する都市住民を、応援するプロジェクトを実施。地域に根ざした生業を起こすために必要な知識・スキル等を身につける拠点づくりを行います。

公益財団法人 ボーイスカウト日本連盟

foresapo_case_m_img15日本におけるボーイスカウト運動を振興し、青少年の品性の陶冶および国際友愛精神の増進を図り、その健全育成に資することを目的にしている。会員約156,000人。世界では217の国と地域で2,800万人が参加。(大正11年創立、昭和10年財団法人認可、平成22年4月から公益財団法人に。)

活動理念・目的

森林は青少年の健全な育成へとつながる教育の場

ボーイスカウトでは、未来を担っていく子どもたちが、自然や人や社会を思いやる気持ちを持って、努力していく大人に成長してほしいと考えています。そのために、森林をはじめとした自然での活動を通じて、 さまざまなことに対応できる免疫力、抵抗力のある身体をつくりあげてほしいと考えています。

「フォレスト・サポーターズ」に関わる取組みの概要・今後の展望

「国民運動」への参加を通して、体験の機会を広げる

ボーイスカウトの活動では、身体を使って野外で様々なことを体験学習する機会を提供してきました。「フォレスト・サポーターズ」に参加することで、各地のボーイスカウトによる森づくり活動等をさらに活発に行いながら、自然と上手に付き合っていくことを学べる機会を広げていければと考えています。
林野庁情報誌「RINYA」平成20年6月号より抜粋、加筆・編集

活動事例

「森林」をテーマとしたプログラムの設定

foresapo_case_img29ボーイスカウトでは、自分のペースで挑戦できるプログラムを用意しています。その中には、「森林」に関するプログラムもあり、さまざまな活動を通じて、森について学ぶことができます。課題を達成すると、バッジを取得できます。

ボーイスカウト神奈川の森

foresapo_case_img30日本ボーイスカウト神奈川連盟では、県連50周年記念行事として、平成11年に「ボーイスカウト神奈川の森」を設定しました。自然環境保護の大切さを体験する場として位置付けています。

まちむら交流きこう (一般財団法人 都市農山漁村交流活性化機構)

foresapo_case_m_img06平成13年に(財)農林漁業体験協会、(財)ふるさと情報センター、(財)21世紀村づくり塾の3団体の統合により設立。 都市と農山漁村の交流と農山漁村地域の活性化に向けて、調査研究、普及宣伝、人材育成等に取り組んでいます。

活動理念・目的

都市と農山漁村が共生する社会を目指して

都市住民の自然・ふるさと志向と、豊かなむらづくりを進めようとする農山漁村の意向を踏まえ、 都市と農山漁村の交流の推進と、都市と農山漁村が一体となった地域づくりを通じて、 都市と農山漁村が共生した自然と調和のとれた豊かでうるおいのある社会の実現を目指します。

「フォレスト・サポーターズ」に関わる取組みの概要・今後の展望

都市と農山漁村を行き交う、新たなライフスタイルを提案

オーライ!ニッポン会議(都市と農山漁村の共生・対流会議)の事務局として、 グリーン・ツーリズム(農山漁村を楽しむ旅)や週末田舎暮らしなど、都市と農山漁村を行き交う新たなライフスタイルの実現を目指し、 表彰事業(オーライ!ニッポン大賞)、情報提供、シンポジウムやセミナーの開催等を行っています。

活動事例

「ふるさと子ども夢学校」の実現へ

foresapo_case_img11農林漁家への宿泊を伴う1週間程度の体験学習「ふるさと子ども夢学校」の全国的な普及を目指し、 体験指導者の育成や安全管理研修など、安全かつ効果的な体験学習の条件整備を支援します。

農林漁家民宿おかあさん100選

foresapo_case_img12自身の農林漁家民宿の経営安定に成功し、地域活性化にも影響力を発揮する女性経営者100人を選定。ホームページで紹介するほか、「おかあさんの宿を訪ねる旅」として年数回催行しています。

NPO法人 森づくりフォーラム

foresapo_case_m_img161995年に関東圏のボランティア、森林所有者、行政関係者等のネットワーク組織として任意団体「森林(もり)づくりフォーラム」が発足。2000年1月に全国のネットワーク組織としてNPO法人森づくりフォーラムを設立し、普及啓発、政策提言等を行っている。

活動理念・目的

森とともに暮らす社会を目指して

再生可能な資源である森林を軸とした新しい社会システムとして「森とともに暮らす社会」の創出を目指し、豊かな森づくりを次世代に引き継ぐために、多様な人々とのネットワークにより、普及啓発、団体支援・人材育成支援、政策提言を行います。

「フォレスト・サポーターズ」に関わる取組みの概要・今後の展望

森と市民をつなぐネットワーク

多様な市民が森林・林業を知り、身近になるための普及啓発やボランティア体験の提供、またNPO・ボランティアの活動をより活性化させるための支援やネットワークづくりを行っていきます。

活動事例

連携・協働の森林ボランティア

foresapo_case_img31東京都内・近郊のフィールドにおいて、ボランティア、地域住民、行政等の連携・協働で森づくり活動を行い、また市民が森づくりを体験できる機会をつくっています。

シンポジウム等の開催

forsapo_case_img32市民の森林への関心が高まり、森林ボランティアが増加する中で、市民参加の森づくりを一層普及し、また市民からの政策提言につなげるようなシンポジウム等を開催しています。

森のようちえん全国ネットワーク

foresapo_case_m_img17個人会員、団体会員、賛助会員から構成されている。役員は運営委員長1名、副運営委員長1名、運営委員5名以上、事務局長1名、監事1~2名からなる。任期は2年。総会により選出される。

活動理念・目的

すべての子どもたちのために

自然体験活動を基軸とした子育て、保育、乳児・幼少期教育における諸活動に賛同する団体・個人が協働・連携による活動を行い、「森のようちえん」等に関する情報発信、調査研究、プログラム開発、専門的指導者の育成、政策提言、交流事業等を通して、「森のようちえん」等の普及および進行をさらに活性化させ、乳児・幼少期における体験活動の機会を増やすことを目指します。

「フォレスト・サポーターズ」に関わる取組みの概要・今後の展望

森と子どもたちの接点を拡大していく

「森のようちえん全国ネットワーク」は、子どもたちが質の高い自然体験の機会を得ることができる社会をつくることを目的として活動しています。「フォレスト・サポーターズ」の一員として、子どもたちが自然とふれあうことができる機会を増やすためにも、「森のようちえん」の認知度の向上および、全国各地の情報交換や連携・協力を活発化するために、さまざまな活動を実施していきます。

活動事例

森のようちえん全国交流フォーラム

foresapo_case_img33「森のようちえん」の実践者、支援者、保護者等が集まり、情報交換や専門家のアドバイスを通して学びあう場を設けています。地域社会に「森のようちえん」の重要性を伝えるなど、さまざまな活動を展開しています。

森のようちえん全国巡回写真展

foresapo_case_img34「森のようちえん」では、全国各地の森のようちえん、活動団体が撮影した写真を展示する全国巡回写真展を開催しています。活動の紹介はもちろん、木のおもちゃ等の展示もあります。