森のチカラで、日本を元気に

東日本大震災が私たちに教えてくれたものの一つに、自然そのものが備える力の豊かさと畏れがあります。先人たちは人間が決して制御できないものとして自然と対峙し、共生していくために知恵を働かせ汗を流し、寄り添うことで今日に至る営みを築いてきました。
そして、現代を生きる私たちに求められているのも、自然と共生するライフスタイルであり、そのことへの気づきであることはいうに及びません。いかに自然と調和した暮らしを創っていくのか。そのことが問い直されているのです。

『森のチカラで、日本を元気に。』 東北の復興を後押しするこのアクションは、東北の森の恵みを活かし、被災地に雇用を創出することを大きなテーマとし、海岸林の再生、産業の振興、都市と地方の交流などを通して被災地のみなさんが元気になっていただき、地域再生の足掛かりを築いていただくことにあります。

しかし、こうしたアクションが求められるのは、東北だけには限りません。私たちが暮らす身近な森に改めて目を向け、生命の源である水を涵養するその森が健全であるために、そして災害に強い森であるために、木を使う取り組みを通じて、地域自体が元気になっていく仕組みが求められています。

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森の恵みを活かして、東北はもちろんこの国全体が元気なっていくこと。そのための仲間や応援団が東北で、そして全国津々浦々でたくさん生まれること。これこそが、『復興アクション』が求める真の成果なのです。

 


img-foresapoフォレスト・サポーターズ
http://mori-zukuri.jp

かけがえのない森林のチカラを取り戻すために、林業に携わる人や山村に暮らす人、そして都市に暮らす人や企業・団体などがお互いに手を携えながら「森にふれよう」「木をつかおう」「森をささえよう」「森と暮らそう」の4つの活動を行うとともに、幅広い方々の参画をすすめ森林をサポートしていきます。


木づかい木づかい.com
http://www.kidukai.com

「木づかい運動」は、暮らしに国産の木材を使った製品を取り入れて、日本の森林を育てるエコ活動。私たちが、国産材を使いお金を森に戻すことで、間伐などの森林の手入れが行き届き、CO2をたっぷり吸収する元気な森林が育まれます。