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フォレスト・サポーターズ

令和4年度 森林づくり活動レポート

味の素AGF株式会社

貢献したSDGs目標

目標 12目標 13目標 14目標 15目標 17目標 6

味の素AGFでは、「ココロとカラダの健康」、「人と人とのつながり」、「地球環境との共生」をはじめとするサステナブルな社会の実現の為に、あらゆるパートナー共に3R(Relax、Reset、Refresh)の提供を通じて事業活動を拡大することで、社会価値と経済価値の共創を目指している。「ブレンディ🄬」をはじめとする嗜好飲料を製造販売する当社(AGFグループ)にとって“水”が商品づくりだけでなく、お客様が当社グループの商品をお飲みいただく際にも欠かせない大切な資源であることから、2014年より、各工場の水源の一つである森を「ブレンディ🄬の森」と名付け、水資源を育む取り組みをスタートさせた。その活動の目的として、「①森を整備することにより、水資源の保全をする。②社員が活動を体感し、サステナブル活動を自分ごと化する。③森づくり活動を活用して地域やお客様のファンづくりにつなげるとともに各森のステークホルダーとの連携を図る。」ことを掲げ、昨年までに延べ3500人以上の社員等が参加して活動を盛り上げてきた。

味の素AGFでは、「ココロとカラダの健康」、「人と人とのつながり」、「地球環境との共生」をはじめとするサステナブルな社会の実現の為に、あらゆるパートナー共に3R(Relax、Reset、Refresh)の提供を通じて事業活動を拡大することで、社会価値と経済価値の共創を目指している。「ブレンディ🄬」をはじめとする嗜好飲料を製造販売する当社(AGFグループ)にとって“水”が商品づくりだけでなく、お客様が当社グループの商品をお飲みいただく際にも欠かせない大切な資源であることから、2014年より、各工場の水源の一つである森を「ブレンディ🄬の森」と名付け、水資源を育む取り組みをスタートさせた。その活動の目的として、「①森を整備することにより、水資源の保全をする。②社員が活動を体感し、サステナブル活動を自分ごと化する。③森づくり活動を活用して地域やお客様のファンづくりにつなげるとともに各森のステークホルダーとの連携を図る。」ことを掲げ、昨年までに延べ3500人以上の社員等が参加して活動を盛り上げてきた。

令和4年度は、コロナ禍で中断していた県外メンバーも含む全国の社員参加による保全活動を再開し、「ブレンディ®の森」鈴鹿(亀山市)で計4回、「ブレンディ®の森」群馬(前橋市)で計4回、合計8回、延べ267名参加による保全活動を行う事が出来た。実施にあたっては、「コロナ禍における活動ガイドライン」を作成し、可能な限り安全安心な環境下で作業が出来るよう心掛け、例年行っている間伐を中心に、下草刈り、枝打ち、林道整備、沢の清掃等を行った。更に、前年度から森林の重要な機能の一つであるCO₂吸収量算出、見える化の取組を始め、4月に林野庁のホームページにグリーンパートナー2022として企業名が公開された。その取組の一環として、吸収量算出に関わる林分調査を4年度の活動の中で体験することができた。社員参加で、10m四方の枠の設定、計測器による樹高測定、輪尺による木の胸高直径測定等を行い、森林がCO₂を吸収する貴重な資源であることの認識や算出に必要なデータの理解、測量の難しさ、大変さを社員が実感する貴重な機会となった。

味の素AGF株式会社活動写真①10m四方枠設置風景
10m四方枠設置風景
味の素AGF株式会社活動写真③胸高直径測量風景
胸高直径測量風景

群馬の森においては、県が実施している「企業参加の森林づくり」等CO₂吸収量認証制度に申請することを前提として、森林保全を委託している地域林業施業者(赤城南麓森林組合)にも協力をいただき、年間を通じて、健全な森林の育成環境の維持及びCO₂吸収量見える化、啓発に資する活動を行う事が出来た。群馬県への申請の結果、4年度1年間の中で活動したエリア3.5haに対し、27.8tonのCO₂吸収量があるとの認証をいただく事ができた。

又、鈴鹿の森においては、社員参加の活動以外に、地元で専門的に森林施業を行っている地域林業従事団体(NPO法人森林の風)と森林保全委託契約を締結し、年間計画のもと、植栽用の苗木の調達及び植栽業務、下刈り、獣害防護柵設置、除伐、間伐、清掃、定期巡回、安全管理対策、防火対策等必要とされる森林保全活動を実施していただいている他、樹種毎の境界確定、林分調査地の特定、測量等を行っていただき、年間を通じて、健全な森林の育成環境の維持及びCO₂吸収量見える化、啓発に資する活動を行う事が出来た。又、平成3年度から実施している地元の「鈴鹿川等源流森づくり協議会」の主催する「3つの森の楽しみ方イベント」企画において、「ブレンディ🄬の森」を活用していただき、「木工工作(ハシゴ作り)」、「ツリークライミング」、「森を歩く」の3つの体験を計17家族50人の方にしていただけた。特に森を歩くイベントでは、①「ブレンディ🄬の森」の紹介 ②活動の内容を紹介 ③森の整備の重要性等を現地を見ながら紹介していただいた。途中の尾根上でツリークライミングとチェンソーによる間伐見学もしていただき、参加者から感激の声を頂けた。

更に、内閣官房水循環政策本部事務局からの依頼により、主催する「企業連携水循環ウェビナー」において、水源涵養の企業の取組の好事例として、当社の取組を紹介させていただいた。今後も、継続的に森を保全しながら、地域の方をお呼びする機会を設け、森林保全の意義の理解や関心を高める活動を行っていくと同時に、水循環機能のみならず、CO₂吸収を始めとする森林の持つ多面的機能に焦点をあてた取組、啓発を積極的に行っていきたいと考えている。

森林整備・水資源の保全 _ AGF®

2023.10 更新