私達フォレストサークル・あいち(FCA)が、愛知森林管理事務所(豊田森林事務所)の許可を得て取り組んでいる定光寺自然休養林の森林整備活動も、今回で42回目を数えました。
定光寺自然休養林は名古屋市の北東部に隣接した瀬戸市北西部の丘陵山地で、人工林と天然林からなる緑豊かな森林区域に、森林交流館(丸根山駐車場に隣接)、約二ヘクタールの樹木見本林、二十キロを超える遊歩道も整備され、東海自然歩道も通っていますので、ハイキングや森林浴、樹木観察など自由に楽しむ事ができます。
私たちFCAはその中の丸根山尾根部から南東斜面の遊歩道を挟んだ上部エリアと下部エリアを担当し、約6年前からこのエリアの整備を行ってきました。
今回は祝日(スポーツの日)と重なり、また当日欠員もあり、参加できた隊員も3名となってしまいましたが、快晴の天候のもと力を合わせての活動となりました。
担当エリアの中段遊歩道から見下ろす斜面は、ここ一年程で笹が膝から腰丈あたりまで一面伸びてしまっていた事もあり、集中して笹刈を行いました。
また、散策の方たちからの声掛けも励みになり、少人数にしてはかなりの範囲がスッキリとなりました。
尚、朝方には担当エリア下に広がる樹木見本林近くで、立派なツノを持つ雄鹿1頭の姿も認められ、貴重な体験となりました。
今後も休養林としての景観を保ち、森林浴や散策の皆さんにより良く楽しんでいただける環境となる様、継続して森林整備に取り組んでまいります。