「裏木曽古事の森育成協議会」が東濃森林管理署とともに「付知峡自然休養林現地検討会」を開催します

 中部森林管理局東濃森林管理署(鶴田 和男署長)が管理する加子母裏木曽国有林には、清らかな川の流れと奇岩や滝などの渓谷美、そして豊かな森林の景色を有する「付知峡自然休養林」があります。その休養林の一角に「裏木曽古事の森」が設定されています。

 この「裏木曽古事の森」は、木曽ヒノキが我が国の歴史的な木造建造物に使用されてきた伝統を重んじて、この地域の貴重な森林を未来に継承し、木の文化を支える森づくりを行うことを目的に平成16年に設定されました。

 古事の森は「裏木曽古事の森育成協議会」(顧問:立松和平氏 会長:安江銕臣氏)が毎年育成活動に取り組んでおり、今回は周辺の自然休養林を含めた現地検討会を東濃森林管理署とともに行い、併せて林内に残る「二代目大ヒノキ」の保全などに取り組まれます。

 (社)名古屋林業土木協会付知支部(付知土建・加地工務店・田口土木・中島工務店)は協議会の会員という立場に加え、”フォレスト・サポーターズ”として検討会に参加することにしており、来年6月に岐阜県で開催される「全国豊かな海づくり大会」をも視野に入れ取り組んでいくことにしています。