国際森林年関連シンポジウム「木を見ず"森"を見る〜コミュニケーションと共生の視点から〜」

 今年は世界森林年です。みなさんは「森林」と聞いて何を思い浮かべますか?

 森林は決して「木」の集合体ではありません。キノコや菌根菌と木の共生、そこに棲む昆虫や動物などの総体として森林は形成されています。またそれらの間で繰り広げられるコミュニケーションの姿も明らかになってきました。

 森林を木から見るのではなく、共生、コミュニケーションという「つながり」から捉えなおすことで、森林の新しい一面をのぞいてみませんか?

 講師には日本のトリュフ研究の第一人者である奈良一秀氏(東京大学大学院新領域創成科学研究科 准教授)と東南アジアなどをフィールドにアリの生態などを研究されている村瀬香氏(東京農工大学 特任准教授)を迎え、科学の目で見えてきた森林の姿を語りつくします。

-出演者プロフィール-

奈良一秀(東京大学大学院新領域創成科学研究科 准教授):

 1968年生まれ。1991年東京大学農学部卒業、93年農林水産省森林総合研究所研究員、1995年アジア生物資源環境研究センター助教を経て、2011年より現職。著書に『ブナ林を育む菌類』(共著、文一総合出版)、『攪乱と遷移の自然史』(共著、北海道大学出版会)などがある。

村瀬香(東京農工大学農学部フロンティア農学教育研究センター特任准教授)

 農学博士。日本学術振興会特別研究員(DC)、大阪大学大学院理学研究科連携大学院JT生命誌研究科館奨励研究員、東京大学大学院農学生命科学研究科産学官連携研究員、日本学術振興会特別研究員(PD)などを経て、2011年4月より現職。2002年3月、アリ植物とアリの相互作用に関する研究で日本生態学会よりポスター優秀賞受賞。

【開催日時】2011年10月16日(日) 14:00〜16:00

【開催場所】日本科学未来館 7階 みらいCANホール

【 定 員 】300名

【参 加 費】無料

【参加方法】申込期間中に表示される[お申込みボタン]より、「イベント申込フォーム」にてお申込みください。

      ※定員に達し次第募集を締め切ります。

【申込期間】2011年9月16日(金) 10:00 〜

【 主 催 】日本科学未来館

【問合せ先】 日本科学未来館 Tel:03-3570-9151(代表)

【申込み先】イベントの申し込みは<A href="https://www.miraikan.jst.go.jp/cgi-bin/mte/mt-form.fcgi?__mode=view&formset_id=26&entry_id=6509&type=2">申し込み専用フォーム</A>からお願いいたします。