名古屋造林素材生産事業協会下呂支部(山下弘行支部長)では、毎年、御嶽濁河高地トレーニングセンターのランニングコース沿いの草刈りや、路面清掃などの社会貢献活動に取り組んでいます。
このトレーニングセンターは、林野庁中部森林管理局岐阜森林管理署(駒瀬勉署長)が管理する落合国有林内のレクリエーションの森「御岳自然休養林」に位置しており、文部科学省から「高地トレーニング強化拠点」の指定を受けた日本でも数少ない高地トレーニング専門の施設で、標高1,700mの高所を活かした御嶽パノラマグランドや体育館のほか各種のトレーニングエリヤが整備され、各種球技のトレーニングや健康づくりに利用されています。
今年の下呂支部の活動は、厳しい残暑がようやく一段落付いた9月26日で、さわやかな秋晴れのもとに会員20名が参加し、刈り払い機などの道具を使って、トレーニングセンター入口から、高低差100m、往復5の濁河原生林を回る「さわらだに林道コース」(椹谷林道)沿いで、笹や雑草が伸びて見通しが悪く、ランニングや自然散策に支障になっている林道法面の除草や路面や側溝に堆積した落ち葉清掃など森林整備活動を行いました。
当協会では今後ともフォレスト・サポーターズの一員として、御嶽自然休養林を訪れる多くの皆さんが森や自然に親しんでいただけるような森林環境の保全や整備活動等の取組を通じて地域に貢献していくこととしています。