美山開拓レポート1月30日日曜日
記入者:YAMAZAKI
天候:晴れ時々曇り、たまに冷たい風が吹く
参加者:堀崎さん、まきさん、みちやまさん、やすさん、YAMAZAKI
△8:30 美山入り口集合
いつものように祠に立ち寄り、山道にはいる。
途中、ミミズ採取のため地面を掘り返しながら進むも、発見できず。入り口すぐの杉林周辺は湿気もあり土質も良く、夏に道を整備した際には多くのミミズを見かけた。が、やはり冬になるとミミズも越冬のために何処かへ行くのか?それとも1年で死ぬのか?生態を調べる必要があるな。ミミズが腐葉土プールにはいれば分解ももっと効率良くなるはずだ。
△第二広場に到着し、休みがてら腐葉土、トイレ、畑、小屋と各所の現状確認。第一広場にて小さな糞を発見。糞の大きさからたぬきよりは小さい動物と推測されるが、りすか?むささびか?
△腐葉土プール
前回の開拓から恐らく分解はほとんど進んでいない。ミミズや菌類、虫等の分解者が極めて少ないこと、乾燥が続いていることが原因と思われる。
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下道さんのアドバイスを受け、全員でかくはん作業をする。
水20リッター、土を腐葉土プールに混ぜ合わせ、踏む。水は第一広場の雨水タンクから、土はせっかく掘るならと、小屋の床を平らにして出た土、トイレまでの道に階段を作り出た土を運ぶ。また、土は出来るだけ肥沃な土が良いとのこと。
作業後、見た目のボリュームはかなり減るが裏手の壁が重量に耐えきれず、下から腐葉土が漏れてしまう。急遽ロープで補強した。その後、堀崎さんがさらにプール全体を補強。
△雨水タンク
腐葉土作りに使い、残り半分ほど。まだまだ冬は半ば、雨も降らず乾燥も長く続いているので水不足にならないか心配だ。水の大切さが肌で感じることができる貴重な機会。
△畑
前回の開拓より引き続き作業。まきさん、やすさんが大量の石や根っこにも負けず、ひたすら耕してくれた。ここで大きな発見が。なんと畑からミミズを発見。枯れた土の中にミミズがいた。これは畑をやる上で大きな一歩になるはず。これで腐葉土が入れば最高なんだけどな。
△トイレ
以前掘っていた穴に囲いをつけるために、間伐材でティピーの様な形をした三角形の骨組みを作る。今回は骨組みまでとし、次回布を持って行き骨組みに巻きつければ完成。
がしかし、このティピーの様な三角形がかなり面白い。簡単に作れる上にいろいろな可能性を秘めている。詳しくは定例会にて。是非、今後の活動に生かしていきたい。
△小屋
みちやまさん、壁作りのための前準備、梁を作る。梁を先につければ、屋根も壁も作りやすくなる。ますますこれからが楽しみだ。
△焚き火
昼食は焚き火を囲み、それぞれ持ち寄った物を食べる。寒さが厳しいと火の暖かさは身に染みる。が、反面、恐ろしさも忘れてはいけない。餅、焼き芋、ウインナー、厚揚げ、りんごなどなどを焼いて楽しむ。また、焚き火の上にもティピーの様な三角形を作る。その頂点からフックを垂らすと、そこでお湯を沸かすことができる。今回はやかんがなかったので次回やってみよう。
△感想
山にいくといろんなアイデアが湧き出てくる。山稼ぎ、間伐材の活用、ワークショップなどなど。この貴重な時間を大事にしていきたい。