(社)名古屋林業土木協会古川支部(柳 七郎 支部長)ではフォレスト・サポーターズとして、天生湿原の保全、外来種の除去など地域の貴重な自然が多く残る国有林を主体に保全活動に取り組んでおり、「国際森林年」の今年、グリーンウェイブ2011として地域で取り組むことにし、飛騨市と相談する中、今年3月に飛騨市立古川小学校が新築されたことを記念し、生き物の授業の一環として子どもたちの手で植樹をすることになりました。
取り組むにあたっては日頃森林でのボランティア指導をいただいている飛騨森林管理署(高山市:原 修 署長)にも主催者として協力頂くことになり、合わせて飛騨市の教育委員会の協力をいただく中で実施することになりました。
当日は古川小学校3年生4クラス120人がそれぞれのクラスに別れ、樹高4mのケヤキを1本ずつ記念植樹しました。記念植樹したケヤキは各クラスで手入れしていくことになりました。
また、飛騨森林管理署流域管理調整官の日置順昭さんから生物多様性の話や国際森林年のことなど、子どもたちにわかりやすく話していただきました。
当支部では今後もフォレスト・サポーターズとして「国際森林年」の今年、天生のブナ原生林を始め貴重な自然の残る国有林を主なフィールドとして活動していくことにしています。