岐阜県高山市と下呂市の市町村界に位置し日本三百名山「位山三山」の稜線は、長野県境の乗鞍岳から福井県境の大日ヶ岳へとつながる太平洋と日本海へと流れる分水嶺のほぼ中央に位置します。
この三山のひとつに「川上岳」があり、その高山市側は飛騨森林管理署(高山市:清水信之署長)が管理する宮国有林となっており、清流宮川の源流域として岐阜県が取り組む源流の森づくりイベントなど様々な催しが行われてきました。
(社)名古屋林業土木協会久々野・高山支部(林 俊宏 支部長)ではイベントに協賛し、宮川の源流域川上岳の登山道から源流の最初の一滴がみられる探索歩道を5年前に開設しました。
今回はその後歩道の整備を目的にフォレスト・サポーターズ活動として、場所によっては笹が生い茂る歩道の整備に、日頃の技術を活かして取り組みました。(写真)
岐阜県では清流の国ぎふづくりに取り組んでおります。豊かな森が清流の恵を支え、豊かな海を育む、そんな姿を体感していただければと考えながら、昨日今日の不安定な天候の中、無事作業を終了することができ全員で記念の写真を写しました。(写真)
(社)名古屋林業土木協会久々野・高山支部では今後もフォレスト・サポーターズ活動として実施している、治山施工地の植樹と保育活動、乗鞍岳の外来植物除去活動などに取り組んでいくことにしています。