愛知森林管理事務所(新城市:岩井茂樹 所長)では、名古屋市から約30分、愛知県瀬戸市にある瀬戸国有林の定光寺自然休養林において毎年530(ゴミゼロ)運動に取り組まれており、今年も中部森林管理局名古屋事務(名古屋市:田中謙司 所長)や、平成9年に国際博覧会(愛:地球博)の会場となった瀬戸市(増岡錦也 市長)を始め、国有林退職者で組織する緑山会などが参加。(社)名古屋林業土木協会愛知支部(安藤勝啓 支部長)もフォレスト・サポーターズとして協力するなど総勢約40名の運動となりました。
また、今日の運動に合わせて、地元定光寺町観光協会のみなさんも周辺の清掃を実施されていますと紹介があり、取り組みの広がりを感じました。
定光寺自然休養林は市民が森林や木材にふれあう場として「森林交流館」が設置されており、4月にはみどりのフェスティバルが開催され、元気な子どもたちなど多くの人で賑わいましたが、静かな散策も楽しめる場所でもあり、この日も「健康の回復に」と歩道を散策する人とお話しする機会があり「自然がいっぱいの気持ちがいい歩道で、体調も回復してきました」と話されるなど、様々な方が様々な目的で利用されている休養林です。
ゴミ拾いに先立ち岩井広樹所長さんからは「この休養林には1年を通したくさんの人がこられます。ゴミが無くて気持ちよく散策を楽しんで頂けるようみなさんの協力をお願いします」とあいさつがあり、三つの班に分かれゴミ拾いを始めました。
毎年実施しているので今年は少ないかもと期待しましたが、相変わらず投棄もあり林内へ入っての回収(写真)や、大型のゴミや生活道具一式のようなゴミの回収もあったものの、「こういった運動のお陰で前よりはゴミを拾ってくれる人が増えているようで意識は変わっている」といった主催者の言葉を聞き、取り組みの成果を感じました。
(社)名古屋林業土木協会愛知支部では日頃仕事に使うダンプやトラックを回収したゴミの運搬用に提供させて頂くなど、自分たちの持つ技術などを活かした活動に取り組むことができ、今回参加した全員で記念の写真を写しました(写真)
支部では今後もフォレスト・サポーターズとして協力して行くことにしています。