名古屋林業土木協会 愛知支部(安藤 和央 支部長)では林野庁中部森林管理局名古屋事務所(木村 大助 所長)と協働して、昨年に引き続き川下側の情報発信として取り組まれている「熱田白鳥の歴史館」周辺の環境整備として森林の整備に取り組みました。
この森は、昭和48年(1973年)に当時の名古屋営林局主催の植樹祭によりクス、カシなどの照葉樹の苗木を植え付けし「郷土の森」として市民に親しまれてきました。
昨年の整備で森も随分明るくなっていましたが、当日は周辺に張り出した枝の剪定や建物の基礎を壊す恐れのあるクスノキの伐倒除去など、高所作業車、クレーン付きトラック、ダンプカー3台とチェンソーなど器具を準備し、千葉求副所長の説明を聞く中作業に入りました。
高所作業車はビルの7階まで届く車種で27mのアームをフルに活用し、立木の幹を上部から少しずつ切断しての伐り落としや太い枝などを伐りました。
切り落とした枝等の量も多く、チェンソーで短く切断しクレーンを使いながらダンプに乗せ、燃料として活用することにしています。
大変暑い中での作業となりましたが無事終了することができ、森も一段と明るくなり「熱田白鳥の歴史館」の輝きが増しています。
同館では現在、国民の祝日8月11日「山の日」記念企画展として「山岳写真展」を開催中です。詳しくは下欄のURLからご覧下さい。
また、8月5日(金)には 夏休み!子供も大人も木で遊ぼう!! ウクレレ・ランチコンサートを開催。8月25日(木)には 夏休み親子体験セミナー 森の大切さを学び、木でいすを作ろう!(東海農政局「消費者の部屋」夏休みキッズプロジェクト)が開催されます。詳しくは下欄のURLからご覧下さい。