国有林では、次世代への財産として健全な形で残していくべき代表的な巨樹・巨木を「森の巨人たち百選」として選定しています。その中の「宮の大イチイ」(幹周り690cm、樹高25m)は、林野庁中部森林管理局飛騨森林管理署(高山市:坂本和隆 署長)が管理する宮国有林(高山市一之宮町)の中腹にあります。
名古屋林業土木協会久々野高山支部(林 俊宏 支部長)では、秋の行楽シーズンを迎え森林散策を通じて森林に親しむ人が多くなることから、「宮の大イチイ」周辺の環境整備として遊歩道整備を実施しました。
当日は雨天となり合羽を着ての作業となりましたが、会員16名により材料の運搬・加工、作設など全て人力作業で行い、階段工20mの施工のほか設置してあるフェンスの補修、倒木の処理、刈り払い作業を無事終了しました。
当支部では今後も国有林野事業に携わる団体として、元気な森づくりの取り組みにフォレスト・サポーターズ活動として取り組んで行きます。
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