胡桃島国有林は霊峰御岳山の飛騨側の裾野にあり、林野庁中部森林管理局飛騨森林管理署(高山市:坂本 和隆署長)が管理する国有林です。名古屋林業土木協会久々野高山支部(長瀬 雅彦 支部長)では集中豪雨により発生した崩壊地を復旧するために実施された治山工事箇所において、元気な森林づくりに向けた下刈り作業を実施しました。
この場所は工事施工後少しでも早く森林に復元しようと、当初はどんぐりを埋め込み、その後平成21年からは、山引きした苗やプランターで育てたナラの苗をフォレスト・サポーターズ活動として植栽してきました。
植えた当時は小さかった苗も大きくなり、ここ数年は下刈り作業に取り組んでおり、今年も会員16名が参加し下刈り作業を実施しました。
治山の目的は元気な森林を復元することと言われます。工事の施工時は茶色のガラガラの地肌でしたが、これまでの取り組みにより現地はすっかり緑豊かな森林に蘇ってきました。
夏休みも間近に迫り、多くの人が森林散策やキャンプ等を通じて森林に親しむ時期に向けての活動となりました。
当支部では、今後も元気な森林づくりの取り組みをフォレスト・サポーターズ活動として実施して行く考えです。