国有林では、次世代への財産として健全な形で残していくべき代表的な巨樹・巨木を「森の巨人たち百選」として選定しています。その中の「平湯の大ネズコ」(幹周り760cm、樹高23m)は、林野庁中部森林管理局飛騨森林管理署(坂本 和隆 署長)が管理する平湯国有林(高山市奥飛騨温泉郷)の中腹にあります。
名古屋林業土木協会神岡支部(加藤 勝 支部長)では、「平湯の大ネズコ」へ通じる遊歩道の整備に取り組みました。
当日は、会員7名により遊歩道に生い茂った笹など刈払機による除草作業、デッキや防護柵の防腐剤塗布作業を実施しました。
「平湯大ネズコ」は、奥飛騨温泉郷平湯キャンプ場から歩いておよそ30分登ったところにあり、夏休みには多くの人が訪れる場所となっており、整備に併せ「国有林ゴミゼロ運動」にも取り組みました。
当支部では、今後も国有林野事業に携わる団体として、元気な森づくりの取り組みにフォレスト・サポーターズ活動として取り組んでいく考えです。