御岳自然休養林は、信仰の山として広く知られている御嶽山の山麓に位置しており、林野庁中部森林管理局 岐阜森林管理署(下呂市小坂町:藤村 武 署長)が管理する落合国有林にあります。
一般社団法人名古屋林業土木協会 青年部(安達 正彦 部長)では、岐阜森林管理署、下呂市(服部 秀洋 市長)、名古屋林業土木協会小坂支部と協働して、御岳自然休養林内の既設歩道の改修、危険・立ち入り禁止箇所のロープ表示、木道の新設及び除草作業など森林整備に取り組みました。
この歩道は御岳登山道になっており、濁河温泉がある標高1,800mの岐阜県側登山口から飛騨頂上まで約6kmありますが、登山口からおよそ500mの間において53名が参加し行いました。
御嶽山は噴火から3年目となりましたが、当日はNHKテレビの取材が現地で行われ、歩道整備の様子が安達正彦青年部長へのインタビューと共に、昼のニュース、夕方のニュースで放映されました。
また、完成したばかりの木道を下呂市立金山小学校5年生12人が紅葉の中を仙人滝まで登りました。明日は、噴火以降、市内の小中学校で初めて御嶽山に登るというメモリアルな活動になり、整備した歩道を多くの方が紅葉を楽しみに訪れることと思います。
青年部では、今後も国有林野事業に携わる団体として元気な森林づくりの取り組みをフォレスト・サポーターズ活動として実施していく考えです。