富山市大沢野町は風の町といわれており、大沢野国有林は全国でも珍しい山から吹き下ろす風が河川敷を伝わり近隣の田畑に被害を及ぼさないように防風林として指定されています。
しかし、近年ゴミの投棄が目立つようになり、林野庁中部森林管理局富山森林管理署(富山市:梅木洋一 署長)では、中部森林管理局が取り組む国有林ゴミゼロ運動として清掃活動に取り組まれており、同国有林では今年で3年目の実施となります。
富山支部(高平 剛支部長)も酒井健吉 環境・社会貢献委員を中心に9社12名が参加し富山森林管理署の職員の方14名とともに4班に分かれ約1kmに及ぶ防風林から人力で投棄されたゴミを運び出し、さらに一輪車で自動車が入る場所まで運搬しトラックに積み込みました。
集めたゴミには、家庭用のゴミだけでなく壊れた農機具、屋根材や外壁の一部、自転車などの大型のものもあり、当日は足元、視界が悪い中での大変な作業となりましたが、参加者の頑張りで8m3のコンテナボックスにほぼ一杯のゴミを運び出すことができました。
同支部では、今後も国有林野事業に携わる団体として富山森林管理署と協働し元気な森づくりの取り組みにフォレスト・サポーターズ活動として取り組んでいきます。