国有林では、次世代への財産として健全な形で残していくべき代表的な巨樹・巨木を「森の巨人たち百選」として選定しています。その中の「神坂大檜(ヒノキ)」(幹周り722cm、樹高25m)は、林野庁中部森林管理局東濃森林管理署(秋山 広 署長)が管理する湯舟沢国有林(岐阜県中津川市)の恵那山中腹にあります。
名古屋林業土木協会坂下支部(加藤良一 支部長)では、「神坂大檜」へ通じる遊歩道の整備に取り組みました。
当日は、会員7名により林道ゲートから大檜までの約1.6kmに渡って生い茂った笹などを刈払機や鎌によって除草作業を実施しました。
「神坂大檜」は、国道19号線から神坂峠に通ずる大谷霧ヶ原林道途中から分岐する霧ヶ原治山運搬路ゲートから歩いておよそ30分登ったところにあり、年間を通じて多くの人が訪れる場所となっています。
当支部では、今後も国有林野事業に携わる団体として、元気な森づくりの取り組みにフォレスト・サポーターズ活動として取り組んでいく考えです。