岐阜市の市街地に囲まれた金華山国有林は自然観察教育林として中部森林管理局岐阜森林管理署(宮崎栄伸署長)が管理する都市近郊林で、岐阜城・ロープウエーや金華山ドライブウエー等地域の貴重な観光資源となっています。中部森林管理局が奨励する森林・林業社会貢献活動として、国有林の森林整備等の請負事業に携わる名古屋造林素材生産事業協会岐阜支部が、「山の日」を記念し、地域の環境整備に取り組みました。
令和元年8月2日、岐阜森林管理署岐阜森林事務所に集合し打ち合わせ後、公園、住宅地等に隣接した民有地境を、岐阜森林事務所の職員の指導の下で除草作業を行いました。
岐阜森林管理署はイノシシ被害対策等として、民有地境で緩衝帯整備のため立木の伐採・除去を計画的に進めていますが、整備した箇所は数年で雑草・かん木が生い茂り、イノシシの出没対策としても森林整備が必要となっていました。当日の岐阜市の最高気温は38度を超える猛暑日となる中、蜂の巣やフェンス等に注意を払いながら、全員汗びっしょりになり森林整備を終えました。