林野庁中部森林管理局が奨励する森林・林業社会貢献活動への取組として中部森林管理局東濃森林管理署管内で治山事業や林道事業などの請負事業を実施している名古屋林業土木協会東濃三支部は、東濃森林管理署、恵那市、名古屋造林素材生産事業協会と協働した社会貢献活動に取り組みました。
日本三大山城の一つ岩村城趾を取り囲む形で岩村国有林があり地域の貴重な観光資源となっています。また、その山麓には岩村城の長い歴史を見守ってきた老松を背景に「岩村城趾 薪能」が毎年この時期(今年は8月24日)に開催されます。私たち国有林の請負事業に携わる団体は、地域と国有林がつながる場所において森林づくり活動として取り組んでおり、8月11日の「山の日」を記念し3年連続の取組となりました。
名古屋造林素材生産事業協会が薪能の舞台となる歴史資料館駐車場を担当し、土木協会は会員18名が参加し、岩村城の見事な石垣が残る本丸周辺の草刈り及び竹等の除去や城趾駐車場からの雨水対策として土のうの設置に取り組みました。