名古屋造林素材生産事業協会飛騨支部は、林野庁中部森林管理局が奨励する森林・林業社会貢献活動への取り組みとして、飛騨市河合町
の天生県立自然公園で9月6日に社会貢献活動に取り組みました。天生県立自然公園は飛騨市、白川村に指定さえた公園で、国道360号天生峠頂上付近の駐車場から籾糠山まで遊歩道が整備され豊かな自然を堪能できます。ブナの森に囲まれた高層湿原があり、県の天然記念物に指定されています。遊歩道沿いにはブナの原生林、カツラの巨木など様々な魅力あるスポットがあります。籾糠山頂からは北アルプスの山並みが一望できます。
今回は公園のパトロール、美化活動及び環境保全等の活動を行っている天生県立自然公園協議会が籾糠山の山頂近くの休憩ベンチの整備を予定しているため、飛騨森林管理署職員の指導や協議会指導員の案内を受けながら、4km近くの登山道を飛騨支部会員10名で改修用の木材を現地まで運搬する手伝いをさせて頂きました。
飛騨森林管理署の森林保護活動や天生県立自然公園協議会は遊歩道の維持・補修などを積極的に実施しており、当協会も枯損した危険木の伐倒等も行って来ており、今後もこうした活動のボランティアに取り組む考えです。