岐阜県中津川市付知中学校では、毎年1年生が森林教室に取り組んでおり、10月17日(木)に1年生47名は林野庁中部森林管理局東濃森林管理署(秋山広署長)が管理する裏木曽国有林にある「木曽ヒノキ備林」を見学しました。
木曽ヒノキ備林は樹齢300年から400年の天然ヒノキが成立しており、貴重な木造建築物への用材供給(20年に一度行われる伊勢神宮式年遷宮御用材、名古屋城本丸御殿の復元、姫路城の昭和の大修理など)や学術研究を目的に維持管理されています。
研修会は、ふるさとの歴史ある森が地域の産業と古くから関わってきたことを学び、緑の良さを知り、緑を守り育てる活動を通じて、自然や人を愛する豊かな心を養うといった目的で実施されています。
今回は、裏木曽古事の森の第62回式年遷宮斧入れ式跡地、王滝新道や裏木曽ヒノキ備林の二代目大ヒノキ、ヒノキとサワラの合体木の見学し木曽ヒノキ備林の歴史を学びました。
名古屋林業土木協会付知支部(三尾秀和支部長)では、フォレストサポーターズ活動の一環として移動式トイレを軽トラックに乗せた「トイレカー」を準備し協力しました。