私達フォレストサークル・あいち(FCA)が愛知森林管理事務所(豊田森林事務所)の許可を得て、昨年末から取り掛かっている定光寺自然休養林の山林整備活動も今回で8回目を数えました。
定光寺自然休養林は名古屋市の北東部に隣接した瀬戸市北西部の丘陵山地で、人工林と天然林からなる緑豊かな森林区域に、森林交流館(丸根山駐車場に隣接)、約二ヘクタールの樹木見本林、二十キロを超える遊歩道も整備され、東海自然歩道も通っていますので、ハイキングや森林浴、樹木観察など自由に楽しむ事ができます。
森林交流館から南に延びる遊歩道「まなびの径」を300mほど進んだ先の東斜面が私達の担当する区域で、これまでの除伐と笹刈りにより視界が開け、遊歩道から古瀬戸方面の市街地や猿投山などが遠望できる様になりました。
先月の活動に続き「樹木見本林」へ降りる遊歩道沿いから上方の「まなびの径」へ向かって背丈以上に伸びた笹の密集した斜面に入り、笹の皆伐と共に桜やカエデをメインに残しつつ適度な間隔になる様除伐を進めました。
一部急な斜面もあり足元を踏ん張りながらでしたが、未だ紅葉も楽しめる山林の中で気持ちよく作業が進められ、明るくスッキリした森林の範囲がより広がる状況となりました。
午後3時近くに終了し道具の手入れを終え、来年3月からの作業再開を確認し帰路につきました。
今後も森林浴や散策の皆さんにより良く楽しんでいただける様、順次整備範囲を広げてまいります。