名古屋林業土木協会は林野庁中部森林管理局が奨励する森林・林業社会貢献活動への取り組みとして、毎年、地域と国有林が密接に関わる場所で社会貢献活動に取り組んでいます。東濃森林管理署(中津川市付知町:千葉 求 署長)管内で治山事業や林道事業などの請負事業に取り組む3支部は、今年も、8月の祝日「山の日」の前に名古屋造林素材生産事業協会東濃支部と連携し、岩村国有林に囲まれた日本三大山城の一つである「岩村城址」と「薪能」の会場整備に取り組みました。
当日は、3支部の11企業から18名と造素協から11名が参加し、開会式には恵那市岩村振興事務所の福平所長、東濃森林管理署岩村森林事務所の下島首席森林官から御礼の挨拶をいただき、岩村城趾周辺の草刈り、駐車場からの雨水対策、国道から城趾までの市道刈り払い、薪能舞台周辺の草刈りなど分担して実施しました。作業中も、たくさんの観光客が訪れ、安全に注意しながら作業を進め、観光客の皆さんからも「猛暑の中ご苦労様」など声をかけていただきました。
今年はコロナウイルス渦の中で薪能は中止となりましたが、参加者は受付時に検温、体調チェックを行うと共に保安帽にフェースシールドを装着するなど感染症防止対策を徹底しました。