名古屋造林素材生産事業協会飛騨支部は、中部森林管理局が奨励する森林・林業社会貢献活動に毎年取り組んでおり、今年は紅葉時期を前に高山市朝日町の標高1,850mに位置する胡桃島キャンプ場付近の御岳山登山道の木道補修を行いました。
この登山道は途中で飛騨小坂口登山道に合流し五の池小屋のある飛騨山頂まで3時間30分ほどの原生林の中の静かなコースです。
胡桃島国有林を管理する飛騨森林管理署(高山市 和佐英仁署長)から補修資材を提供して頂き、現地では同署 小枝幸博森林技術指導官の指導を受けながら会員11名で老朽化した木道の取り替え、滑り止めの桟木の補修整備等に取り組みました。当日は台風の進路が逸れて活動は出来ましたが、強い雨降りの中での作業となりました。準備いただいた資材を使いきり活動は午前で終了しました。
今後も飛騨支部会員は、国有林と地域が連携して森林とのふれあいや自然環境の保全に取り組んでいる箇所で、施設の整備活動を通じて地域に貢献したいと考えています。