(社)名古屋林業土木協会の神岡支部(松葉 慶一支部長)、古川支部(柳 七郎支部長)、久々野・高山支部(林 俊宏支部長)及び荘川支部(小坂 勝美支部長)は、「美しい森林づくり in 飛騨」など地域で様々な形で「美しい森林づくり推進国民運動」に取り組んでいる飛騨森林管理署と打ち合わせ及び意見交換を実施しました。
この4支部はそれぞれの地域で飛騨署が管理する国有林をフィールドにして、地域と連携した”フォレスト・サポーターズ”活動に取り組んでおり、活動を更に有意義なものにするために、今回、防災ボランティア協定活動を含めた打ち合わせや意見交換を実施したものです。
冒頭のあいさつで原修署長からは「国民の森林である国有林を適切に管理する上で、それぞれの地域で事業活動をしている支部会員の協力は重要。その意味で”フォレスト・サポーターズ”活動に期待している」といった話があるとともに、「森林づくりの輪を更に広げるためにも、会員各社が”フォレスト・サポーターズ”の団体登録を進めて頂きたいし、社員の皆さんに是非とも個人登録を勧めて頂きたい」といった登録のPRがありました。
意見交換の中では「自然災害が発生した場合、初動動作が重要」「いま飛騨を始め岐阜下では林業と建設業の協働の取り組みが進んでおり、中でも高山の取り組みには視察者が多い」といった話が出されたほか、山田茂樹治山課長からは、「災害発生時に広い管内で国有林を管理する森林官だけでは対応は難しい。”フォレスト・サポーターズ”活動として連携できる体制にも取り組みたい」といった話も出され、防災や森林・林業など多彩な意見交換の場となりました。
また、菅野耕治流域管理調整官からは4支部の取り組みに対し謝意の言葉があるとともに、原修署長から「来年6月には岐阜県で「全国豊かな海づくり大会」が開催され、管内でも大会に協賛する事業の計画もあるので”フォレスト・サポーターズ”活動として会員の協力もお願いしたい」といった話が出され、今後もこういった意見交換や情報交換の場を持ちながら、会員の技術や機動性を生かし、地域の要望に応える”フォレスト・サポーターズ”活動を積極的に推進していくことについて確認し会を終了しました。