「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」が本年10月11日〜10月29日までの間、名古屋市白鳥地区を主会場として開催されます。
同会議実行委員会ではパートナーシップ事業の募集をしており、ライオンズクラブでは第56回地区年次大会の記念アクティビティとして、「なごや市区の木の森公園」(16区16公園)の各木の植樹に取り組まれており、同市熱田区にあるCOP10会場となる白鳥公園整備に合わせ、COP10パートナーシップ事業として同公園を植樹され、4月9日(金)に名古屋市への贈呈式が執り行われました。
当日は名古屋市からは林茂緑地部長が出席、後藤淳代表から目録の贈呈などがおこなわれ、林緑地部長はあいさつのなかで、「20年ほど前になごや市区の木が市民が主役となって選ばれた。ちょうどこの公園はその時期整備された。一番身近な区の木を通じて身近な緑に関心を持ち、さらに名古屋市をより良くしていただきたい」とあいさつされました。
ちなみに熱田区の木は「クロガネモチ」、同公園は名古屋城築城資材の搬入ルートとして掘られた「堀川」沿いにあり、長く材木置き場として利用されたところで、その後名古屋営林局の白鳥貯木場として木材の一大集積地となり、木材利用の減少とも相まって土地の有効な利用として名古屋市に売却され、世界デザイン博会場として、そして今回はCOP10会場として大きな催しが開催される場所となりました。
公園の一角には今でも木材集積地であったことを記す石碑も残されております。
写真はCOP10会場となる名古屋国際会議場と堀川及び贈呈式を終えた会場での参加者記念写真です。当協会は名古屋市にある”フォレスト・サポーターズ”として「グリーンウェイブ2010」にもつながる取り組みの普及広報として地域の情報を発信していきたいと考えております。