中部森林管理局名古屋事務所(竹林 章所長)、愛知森林管理事務所(岩井 広樹所長)は、瀬戸市とともに、みどりの月間(4月15日〜5月14日)のちょうど折り返しとなる4月29日(祝)に、環境省のほか様々な団体に協力を呼びかけ、広く市民の方々に森林とふれあっていただき、木や森林の素晴らしさを体感して頂く「みどりのフェスティバル’10」を開催しました。
この催しは毎年この日に開催されており、(社)名古屋林業土木協会愛知支部(安藤 勝啓支部長)は昨年”フォレスト・サポーターズ”に登録し、「美しい森林づくり推進国民運動」の支援活動として今年も協賛団体として協力しました。
当日は明け方からの強い雨降りに一時は開催が心配されましたが、準備に入る頃にはすっかり雨も上がり、雨に洗われた新緑がいっそうまぶしい定光寺自然休養林の中、麓から散策して会場へ来た人、車で来た人など多くの市民が来場されました。
今回のフェスティバルでは今年10月に開催される「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」の協賛事業として、特に5月22日が「国際生物多様性の日」としてグリーンウェイブ2010に取り組まれていることをふまえ、これらの関連事業として植樹祭が企画され、一般市民代表を始め関係者により、瀬戸市の木であるクロガネモチと同市の花であるツバキが植えられました。
今回の来場者は約2,000人と昨年を大きく上回り、各ブースの担当者からは「今年はいつにもましてひっきりなしで人が来た」と嬉しい悲鳴も。当協会は”フォレスト・サポーターズ”パンフでPRのほか、「かんなくずプール」、「火おこし体験」、「丸太切り」、「巣箱づくり」などに協力、このほか”愛”地球博のマスコットキャラクター「モリゾー・キッコロ」のお世話役にも協力、来場者のひとりは「名古屋からこんな近くにすばらしい自然が残っているし、楽しい催しで来て良かった」と感想を話してくれました。
これから名古屋はCOP10の行事が目白押しです。また6月12日・13日には岐阜県で「全国豊かな海づくり大会」も開催されることから、今回の会場でも大会の幟を立ててPRしました。
当協会では国有林で取り組まれる行事を始め地域と連携した様々な取り組みに”フォレスト・サポーターズ”として協力して行く考えです。