私達フォレストサークル・あいち(FCA)が、愛知森林管理事務所(豊田森林事務所)の許可を得て取り組んでいる定光寺自然休養林の森林整備活動も、今回で35回目を数えました。
定光寺自然休養林は名古屋市の北東部に隣接した瀬戸市北西部の丘陵山地で、人工林と天然林からなる緑豊かな森林区域に、森林交流館(丸根山駐車場に隣接)、約二ヘクタールの樹木見本林、二十キロを超える遊歩道も整備され、東海自然歩道も通っていますので、ハイキングや森林浴、樹木観察など自由に楽しむ事ができます。
私たちFCAはその中の丸根山尾根部から南東斜面の遊歩道を挟んだ上部エリアと下部エリアを担当し、約5年前からこのエリアの除伐や枯れ木の処理、笹刈りなどを行ってきました。
今回は先回除草した3本の内、中央の遊歩道から下側斜面への笹刈りと、育ってきた樹木の下枝除去などを行いました。
作業開始時点では少々寒さも感じましたが、陽光の下作業が進むにつれ秋らしい天候を感じながら、無事作業を終えることが出来ました。
尚、ハイカーの方から少し離れた場所で熊の足跡を見かけたと写真も見せてもらい、私達もクマよけ鈴は装着していたものの、警戒を怠らぬ様にせねばと話し合いました。
今後も休養林としての景観を保ち、森林浴や散策の皆さんにより良く楽しんでいただける環境となる様、継続して森林整備に取り組んでまいります。