岐阜県美濃市(石川道政市長)の市街地に位置する「古城山」は岐阜森林管理署(下呂市:中岡 茂署長)が管理する国有林で、東海自動車道美濃ICから10分、美濃市運動公園にも隣接するなど利便性も高く、市民憩いの場ともなっていることもありレクリエーションの森に指定されています。
(社)名古屋林業土木協会岐阜支部(宗宮 正和支部長)では昨年から古城山の歩道整備に”フォレスト・サポーターズ”として取り組んで来ています。
昨年は主に歩行に支障となる倒木などの整理に取り組み、今年は歩道の階段整備に丸太を利用して取り組みました。
当日は支部から30名が参加、美濃市からは観光課長補佐の渡邉孝司氏に多くのイベントで忙しい中を出席いただき、また岐阜森林管理署からも岐阜森林事務所首席森林官の丸毛辰巳氏にも参加いただき作業内容の指導等をして頂きました。
会員は丸太50本を手分けして担ぎ、チェンソーやスコップなどの道具を運搬、途中の修繕箇所では日頃の林業土木技術を生かして作業にあたりました。
また、眼下に清流長良川と美濃市の町並みを見下ろす頂上で昼食となり、頂上には一般の登山者も多くおられ、会員の持つスヌーピーののぼりを見ながら「フォレスト・サポーターズなんやね」などの会話もありPRに一役かうことができました。
作業が終了し美濃市の渡邉氏から「地域として大変ありがたい取り組み。是非来年も」と挨拶があり、国有林を活用した地域要望に応える活動に岐阜支部として取り組むことができました。
支部では今後も”フォレスト・サポーターズ”として地域要望と国有林を結ぶ活動に取り組んでいく考えです。