「グリーンフェア2009」の開催(関東森林管理局)
− みんなの未来のため、みんなでつくろう!森づくりシンポジウム−
4月25日(土)、関東森林管理局は局内において、「グリーンフェア2009」〜みんなの未来のため、みんなでつくろう!森づくりシンポジウム〜を、日本森林林業振興会と共催で実施しました。
当日は、あいにくの雨となりましたが、木工品づくりや丸太切りコーナー、群馬県、上毛新聞社、NPO法人森の会及び日本野鳥の会群馬県支部の展示ブースなどに多くの市民の方々が来場しました。また、地元テレビ局や新聞社等の取材もあり、国有林の治山事業や企業が参加する森林づくりなどが紹介されました。
特に、今年のグリーンフェアのメインである作家の立松和平氏の「足尾の山に100万本の木を植える」と題した講演会には、群馬県内の高校生などをはじめ、一般市民の方々約200名が聴講に訪れました。
立松氏は、荒廃した足尾で植樹活動に取り組んで14年目となり、昨年は1,500名もの参加者があったことを紹介しつつ、「貧者の一灯で良い」「心に樹を植えよう」といった文学者ならではのお話をいただきました。
講演後は、高校生等からの植林活動に対する質問にも、丁寧に分かりやすくお答えいただき、講演会を終了しました。
木工品づくりを楽しむ子どもたち会場に集まった大勢の来場者熱心に講演する立松和平氏また、別室の「治山事業紹介コーナー」では、足尾の治山事業や中越地震で被害を受けた山地の復旧の様子などを、何枚ものパネルで分かりやすく紹介し、訪れた方に大変好評でした。
詳しくはこちらから
(関東森林管理局ホームページ)
→ http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/koho/event/index.html
・・・「美しい森林づくりニュース〈NO.135〉」(2009/5/11)より転載
http://www.rinya.maff.go.jp/seisaku/utsukushiimoridukuri/news135.pdf