「立山に来られ」と富山弁でPRする富山のポスターをご覧になったことはありませんか。そう、富山県の”立山 ”越中立山は富山県の貴重な自然財産、観光財産です。
この立山の玄関口、標高1000mにある「美女平」には、富山森林管理署(富山市:阿久津 聡署長)が管理するブナ坂国有林の一角、立山杉とブナ林が混在する貴重な森「美女平風景探勝林」があります。
富山森林管理署では、地域要望を国有林野事業に活かす「地域発案システム」の取り組みとして、毎年、地域住民・団体と協同して、美女平風景探勝林内の歩道整備に取り組まれており、今年も作業第一弾として、地元立山町を始め、立山山麓森林組合、そして(社)名古屋林業土木協会富山支部(高平 剛 支部長)もフォレスト・サポーターズとして協力する中、歩道へ撒くチップを地元立山町の官行造林で間伐され林地残材を利用し製作しました。
当日は「国際森林年」や「スヌーピー」ののぼりも立てられるなか、富山森林管理署 椙澤 義継流域管理調整官の指導で進められ、長瀬 貢次長から挨拶があったあと全員で作業に入りました。(写真)
毎年の作業ですが林内から人力での丸太搬出は重労働ですが、秋晴れの下、約40名の参加者による作業で土のう袋600袋のチップを製作することができました。(写真)
立山は作業前日の3日に初冠雪が。これは平年より5日、昨年より24日早い初冠雪で、秋から初冬の立山ですが、今回製作したチップは富山森林管理署により現地に搬送され、来る10月12日に歩道へのチップ撒き作業が予定されており、富山支部もフォレスト・サポーターズとして協力することにしています。
昨年は雨降りの中での作業となりましたが、今年は秋晴れ下で作業できることを夢見て、また活動の報告をさせて頂きますのでお楽しみに(^^)