富山市大沢野町は風の町といわれており、大沢野国有林は全国でも珍しい山から吹き降ろす風が河川敷を伝わり近隣の田畑に被害をおよぼさないように防風林として指定されています。
しかし、近年ゴミの投棄が目立ち、富山森林管理署(富山市:中島隆雄 署長)では昨年から中部森林管理局が取り組む国有林ゴミゼロ運動として同国有林で清掃活動に取り組まれています。
今年は5月30日(ゴミゼロ)が土曜日ということもあり29日に同運動が実施され、富山支部(高平 剛 支部長)も酒井健吉 環境・社会貢献委員を中心に9社17名(写真)が参加し富山森林管理署の職員の方15名とともに3班に分かれ約1kmに及ぶ防風林で林内から人力で投棄されたゴミを運び出し(写真)、さらに一輪車で自動車が入る場所まで運搬しました。
集めたゴミにはドラム缶や壊れた農機具、タイやなど大型のものも見受けられ、当日は気温も高く大変な作業となりましたが、参加者のガンバリで5トントラックに山積みのゴミを運び出すことができました。