名古屋林業土木協会古川支部(谷上祐志支部長)では毎年フォレスト・サポーターズ活動に取り組んでおり、昨年までは10年にわたって天生湿原の木道整備などを行ってきましたが、今年はこれまでの整備の甲斐あってほとんど修理の必要がない状態となっていたことから、「二ッ塚の森」の整備に取り組みました。
「二ッ塚の森」は飛騨市古川町内にあり飛騨森林管理署(田尻明彦署長)が管理する国有林で、ケヤキ、カツラ、トチ、ブナ、ナラなど飛騨地方にある広葉樹の展示林となっています。
古川支部では、12日の土曜日に会員10名が参加し、飛騨森林管理署 稲垣正紀 森林技術指導官、同署古川森林事務所 荒井宣仁 首席森林官の指導を受けながら、雪で折れた木々の伐倒、整理、草刈り作業に取り組みました。
「二ッ塚の森」に隣接して市の二ッ塚古墳公園があり市民の憩いの場として来場者も多くあることから、支部では引き続き地域の一員として、またフォレストサポーターズ活動の一環として飛騨森林管理署と協働で取り組んでいく考えです。