岐阜県高山市高根町から下呂市小坂町に広がる御岳山麓にある「飛騨御嶽高原高地トレーニングエリア」は、標高1,200m〜2,200mに位置しており、世界陸上北京大会の直前合宿地としてイギリスのナショナルチームが高地トレーニングとして利用、また昨夏に合宿で利用した青山学院大学陸上競技部が、第91回箱根駅伝で初優勝を飾るなど、国内外から注目を集めており、地元高山市、下呂市はもとより岐阜県も活用に向けて力を入れています。
このエリアで10月3日、御嶽復興と銘打って、よりこのエリアに関心を持っていただくことを目的に飛騨御嶽ハーフマラソンが開催されます。このコースは御嶽の自然を満喫できるコースですが笹が繁茂する場所も多く、通常は問題無く走れるコースも千人近いランナーが走るには整備の必要性が感じられました。
名古屋造林素材生産事業協会(名古屋造素協)飛騨支部(上田榮勇 支部長)では参加される方が安全に気持ち良く走っていただけるよう、飛騨森林管理署、高山市など関係機関と相談し会員によるコース整備に取り組むことになり、時折強い雨が降るなか日頃の技術を生かし身の丈もある笹の刈払いや刈った笹の片付けなどをフォレスト・サポーターズ活動として実施しました。
御嶽山噴火から9月27日で1年を迎えます。
王滝村では御嶽山の噴火によりお亡くなりになられた方々の鎮魂を願いご冥福をお祈りするため、御嶽山噴火災害犠牲者追悼式実行委員会(木曽町、王滝村、高山市、下呂市)主催の追悼式が執り行われます。