私達フォレストサークル・あいち(FCA)が、愛知森林管理事務所(豊田森林事務所)の許可を得て取り組んでいる定光寺自然休養林の森林整備活動も、今回で20回目を数えました。
定光寺自然休養林は名古屋市の北東部に隣接した瀬戸市北西部の丘陵山地で、人工林と天然林からなる緑豊かな森林区域に、森林交流館(丸根山駐車場に隣接)、約二ヘクタールの樹木見本林、二十キロを超える遊歩道も整備され、東海自然歩道も通っていますので、ハイキングや森林浴、樹木観察など自由に楽しむ事ができます。
約三年半の活動を経て今回、豊田森林事務所の首席森林官からはFCA担当エリアの整備状況に満足しているとの評価をいただきました。
ほぼ初期整備を終えた現在のエリアは今後維持していきつつ、手付かずの隣接エリアも新たに活動の許可を得ましたので、早速そちらの木々の混み合った領域での除伐、笹刈りに入りました。
今年度初の活動は、若芽をまとった木々が春の光に明るく浮き上がるような正に「山笑う」を感じさせる中での作業でした。
初夏を思わせるような天候の中で気持ちの良い汗をかき、鶯の鳴き声や林間の爽やかな風を受けての休憩など満喫する事ができました。
今後も森林としての景観を保ち、森林浴や散策の皆さんにより良く楽しんでいただける環境となる様、継続して森林整備に取り組んでまいります。