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  • [山村振興]2021年2月12日 コロナ危機の中で スタートアップが躍進(その2) メルカリの急成長を支えた人材 スタートアップの成長を支える側へ 

活動の報告

フォレスト・サポーターズに登録している企業・団体からの活動報告です。

2020.12.31

[山村振興]2021年2月12日 コロナ危機の中で スタートアップが躍進(その2) メルカリの急成長を支えた人材 スタートアップの成長を支える側へ 

主催者
椎野塾
場 所
椎野塾
開催日
2020.12.31

林業再生・山村振興への一言(再開)

2021年2月(№77)

□ 椎野潤(続)ブログ(288) コロナ危機の中でスタートアップ躍進(その2) メルカリの急成長を支えた人材 スタートアップの成長を支える側へ 

2021年2月12日 

☆前書き

メルカリは、2013年に、人々がスマホで、「モノ」を、自由に売買できるスマホアプリ(注3)を、日本で創出したスタートアップ(注2)です。2017年には、国内で一人勝ちでした。人々の強い期待を背負い、2018年6月に上場し、市民の期待を反映して3000円の株価をつけました。この株価は、実力に比べて高すぎたのです。

このため、その後は、苦難の連続でした。国内事業は快調でしたが、米国をはじめとする海外事業の赤字が続いたからです。2019年から2020年3月まで、業容は拡大し続けましたが、赤字は増大し続けていました。株価は、下落の連続でした(参考資料2、注7)。

しかし、コロナの悪魔が襲来した2020年3月を底にして、その株価は、一気に反転し、上昇に転じました。2021年1月7日の投資関連紙は、「メルカリの株価どこまで上がる、上場来最高値6000円の可能性」と書いていました。

こんな中で、メルカリの長期戦略や新規株式公開を、一手に引き受け苦闘してきた、執行役員最高財務責任者(CFO)長沢啓さんは、2020年9月に、ようやく軌道に乗った同社を、退社する決断をしました。そして、長く続いた、この苦難の経験を後進に伝え、後進のスタートアップ(注2)の新規事業立ち上げを助けることに、専念することにしたのです。日本経済新聞の1月11日の朝刊は、これを以下のように書いていました。

☆引用

「メルカリ(注1)は創業から5年で上場を果たし急成長を遂げてきた。その過程を支えてきた人たちが、今度は新たなスタートアップ(注2)の成長の支援に取り組む流れが出てきた(参考資料1、注3を引用)」。

☆解説

メルカリの前最高財務責任者の長沢啓さんは、2020年9月に、投資ファンド、ミネルバ・グロース・パートナーズ(東京・港)を設立しました。未上場企業で、企業価値10億ドル超のユニコーン(注4)になりそうな企業に、重点投資します。

日本は、かねてから、上場時には、人々の期待感を反映して、潤沢な個人マネーが買いに向かうのですが、未公開の段階で、成長期待企業に投資できるような、リスクマネーの供給元は足りないのです。長沢さんは、メルカリのCFO時代には、ずっと、この課題に向き合っていました。

「先行投資による赤字を適正に評価して、黒字化するまで忍耐強く、資金を供給し続ける」「日本では、欧米流の、こうした投資家が足りない」と痛感していました。長沢さんは、日本の社会の、この構造問題を解決したいという思いから、自らファンドを立ち上げたのです。

もう一つ、メルカリが成長を進めた背景に、データ解析チームの存在がありました。樫田光さんは、2016年4月に入社し、このチームを率いて牽引してきました。樫田さんは、「スタートアップの成長の肝は、プロダクトとマーケッティングをつなぐ『グロース(注5)』にある」と言っています。グロースとは、マーケティングとプロダクトの改善を一体で進め、事業を成功させることです。

樫田さんは、2020年4月に、グロース支援に特化したコンサルティング会社、Growth Camp(東京・港)を立ち上げました。新規.施業領域を開拓するスタートアップ(注2)に、データに基づいた目標設定などを伝授しています(参考資料1、注6を参照して記述)。

☆まとめ

コロナウイルスの来襲で、俄かに事業が軌道に乗ったのを契機に、「メルカリ創業事業」から引退し、次世代の「スタートアップ(注2)の育成」に、今後の生涯をかけることにした中核メンバーが、多数いるのに対し、メルカリの社内に残り、メルカリの次世代へのさらなる進化をめざす人たちもいます。この人たちが、2021年1月28日に、新規事業特化子会社「ソウゾウ(第2代)」を設立します。

メルカリの新規事業開発事業は、2019年までは、子会社の「ソウゾウ(初代)」が担っていました。この「ソウゾウ(初代)」は、当時の厳しい会社の困難を克服するため、子会社は本体に吸収し、本社一本で進むという方針に従って、2019年に解散しました。

でも、今回、新会社の「ソウゾウ(第2代)」を率いる石川佑樹さんは、「ソウソウ(初代)」の価値観を受次ぎたいと、あえて旧子会社と同名を選んだのです。

メルカリは、コロナが社会の進化の障壁を打ち破り、招いてくれた追い風に背を押されて、「フリマアプリの新世代」作りに、邁進します。私は、次世代メルカリに大きな期待を寄せています。

また、長沢さんたちの新事業の創業で、日本にも、本格的エンゼル投資家が、確固とした根を張りました。その支援で、力強いスタートアップ(注2)が続々と誕生してくることでしょう。日本の未来社会にも、また、大きな希望の灯がともりました。

また、「山に生えている樹は、一つ一つ、寸法形状が異なり、性質にもバラツキがある。従って、AI、IoTなどのIT先端技術を使って、これらの生産・販売を合理化するのは、極めて難しい」と言われてきました。

このような産業の改革こそ「先行投資による赤字を適正に評価して、黒字化するまで忍耐強く、資金を供給し続ける」ことが重要なのです。このような産業こそ、長沢さんが設立された「ミネルバ・グロース・パートナーズ」に支援していただきたいのです。私が、今、努力している「林業再生・山村振興」にも、ようやく、「細いが希望のある活路」が、見えてきたように思います。

(注1)メルカリ(Mercari):フリマアプリを創業したスタートアップ企業。2013年7月2日にAndroid版が、同年7月23日にiOS版が配信開始となった。

(注2)スタートアップ:「始める」「起こす」「立ち上げる」という意味を持つ英語表現。スタートアップ企業:新しく設立された会社のこと。特に、新規事業領域を開拓する会社のこと。

(注3)フリマアブリ:フリーマーケット、アプリケーションの略語。

(注4)ユニコーン=ユニコーン企業の略語:評価額が10億ドル以上の未上場のスタートアップ企業。「創業10年以内」「評価額10億ドル以上」「未上場」「テクノロジー企業」といった4つの条件を兼ね備えた企業を指す。

(注5)グロース:プロダクトの改革を、マーケッティングの改革と一体に進め、事業を成功させること。

(注6)参考資料1、日本経済新聞、2021年1月11日朝刊、「第2のメルカリつくる」という見出しの記事、安村さくら、鈴木大祐、伴正春を引用ならびに参照。

(注7)参考資料2、2019年5月10日の日本経済新聞を参照して記述。同紙の記事の見出しは、「メルカリ、赤字28億円 1〜3月、投資先行重荷に」。椎野潤ブログは、国内事業黒字のみを取り上げて記述。

参考資料

(1)日本経済新聞、2021年1月11日。

(2)椎野潤ブログ:メルカリ 国内事業 20億円営業黒字 月間利用者数26%増

流通総額42%増 未来に挑戦する令和を担うリーダー:2019年5月20日。

[付記]2021年2月12日。

「山村振興」2021年2月2日 椎野潤(続)ブログ(285) 塩地博文の大型パネル事業(5)大型パネル事業の技術移転(その1)

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