• フォレスト・サポーターズに登録
  • 法人・団体メンバーログイン
  • サイトマップ

フォレスト・サポーターズ

元気な森を取りもどすために。私たちにできること、たくさんあります。

フォレスト・サポーターズ

  • ACT1 森にふれよう
    • 森林環境教育
    • 森林レクリエーション
    • 森林セラピー
    • インタビュー 五味 愛美さん
    • インタビュー 川嶋 直さん
    • インタビュー 佐々木 豊志さん
  • ACT2 木をつかおう
    • 家庭での木づかい・木育
    • オフィス・まちでの木づかい
    • 森の恵みの活用
    • インタビュー 枝廣 淳子さん
    • インタビュー 曽我部 晃 さん
  • ACT3 森をささえよう
    • 緑の募金
    • 森林ボランティア
    • 企業の森づくり
    • ふるさとの森づくり
    • インタビュー 鹿住 貴之さん
    • インタビュー 木部 則子さん
  • ACT4 森と暮らそう
    • 森で働く
    • 都市と農山村の交流・協働
    • 森に暮らす人の知恵や技術に学ぶ
    • インタビュー 速水 亨さん
  • フォレスト・サポーターズとは
    • 豊かな森林の役割
    • 「美しい森林づくり」のとりくみ
    • 著名人・キャラクターサポーター
    • 登録団体 活動紹介
    • イベント
    • フォレサポ・レポート
    • キーパーソン
    • フォレスト・サポーターズに登録
  • TOP
  • >
  • 活動の報告
  • >
  • [山村振興] ギグワーカーを山村振興に呼び込む 

活動の報告

フォレスト・サポーターズに登録している企業・団体からの活動報告です。

2020.06.30

[山村振興] ギグワーカーを山村振興に呼び込む 

主催者
椎野塾
場 所
椎名塾
開催日
2020.06.30

近年、「ギグワーカー」言う語が流行しています。ギグワーカーとは、インターネットを使って単発の仕事を請け負う人達のことをいうのです。単発の仕事は、古くからありました。でも、ネットで仕事を手軽に結びつけられるようになったので、状況が激変したのです。これを「山村振興」に導入することを考えます。

□[山村振興] ギグワーカーの山村振興への導入を考える 

過疎の村 岡山県西粟倉村の改革を参考に 

[ギグワーカー]

☆前書き

最近、「ギグワーカー(注1)」と言う語が生まれ、急拡大しています。これはインターネットを通じて、単発の仕事を請け負う人達のことをいうのです。単発の仕事は、昔からありましたが、ネットで仕事を手軽に結びつけられるようになったので、状況が著しく変わったのです。

2020年6月15日の日本経済新聞(参考資料1)に、これが出ていました。今日は、これを読んでブログを書きます。

☆本文

ギグワーク(注1)が今、大流行しているのは、人工知能(AI)やIoTの最先端技術が深く浸透している東京などの大都市です。山村には、縁がないように思えます。

でも山村を、これから活性化させ、人口を少しずつでも増える地域にしていくには、それをどんな人達に実施してもらえば良いのか、それが大問題です。記事には、「ギグワーク(注1)」の担い手は、「単一の仕事に頼っている人」とありますが、山村では、その単一の頼れる仕事とは、「林業」以外にはないでしょう。今後、山村で活性化活動を進めていくには、林業と関連産業の仕事を、少しずつ効率を上げ、余裕時間を生み出し、これをギグワークで、上手に、活性化事業に振り向けていくしかないのです。

これを具体的に考えるとき、好都合なブログを、私は過去に書いています。それは2年ほど前の、2018年8月5日のブログです。次に、それを取り上げて読みましょう。

[参考になるブログ]

□(223)過疎の村に30社のベンチャー起業が集結  

IoTで木の管理を実施  2018年8月5日  

☆前書き

日本の林業再生には、IoTを使ったスタートアップが生まれることが必要だと、私は、常々考えていました。ところが、既に、凄い先行例がありました。ここでは、この記事(参考資料2)を引用して、ブログを書きます。記事は、以下のように書いています。

☆引用

「過疎の山に起業が集結 IoTで木の管理も。村の面積の約9割が「山」である岡山県西粟倉村。この人口1500人ほどの小さな村では、林業の復活に取り組み、この10年で30社以上が起業。総売上は年間15億円に上っている。

 子ども用の家具や遊具の販売で約2億4千万円を売り上げる『木の里工房 木薫』や、これまで見向きもされなかった、間伐材を活用した事業や、ゲストハウス事業などで、年間約7千万円の売り上げを達成した『sonraku』など、ベンチャーが活躍、『ローカルビジネスのシリコンバレー』と呼ばれている(参考資料2から引用)。」

☆本文

同村では、村役場が中心となって雇用対策協議会を作り、移住や起業をサポートしています。総務省の「地域おこし協力隊」などの制度も活用してきました。そして村の森林でしっかり稼げる仕組みを作りたいと、2009年に掲げたのが「百年の森林構想」です。

 ここでは「村内だけでなく、村外にいた1300人ほどの山主に、役場が総当たりでぶつかって、村全体の山をまとめる努力を進めてきました。そして、自力で管理できない所有者の山を、役場が預かって管理するという体制を整えてきました。山主も山に愛着がありますので、当初は役場に任せるのに抵抗があったのです。

でも、粘り強くやっているうちに、若い人が増えてきたのです。次第に機運も高まってきました。そこで、山主が一生懸命に育ててきたものに、さらに手をかけて良いものにしていく活動に広げていきました。そして、その活動の中で出てくる間伐材を、外に売っていきました。過疎だった村が、今では子どもの数も増えてきたのです(参考資料2を参照して記述)。

☆むすび

なぜ、この山に、林業スタートアップが30社も集結したのでしょうか。それは、スタートアップがやりたいことを、誰にも邪魔されずに実施できたからです。全く邪魔をしないことが、実は、最大の支援なのです。そして、「これをやってくれますか」「○○を貸してくれますか」と、手伝って欲しい、貸してほしいというものを、言われた通り与えてやるのが良いのです。そうすると、スタートアップは、凄い世界を作ります。    

 一方で、AI、IoTの日進月歩の進化は凄いのです。どんどん先へと飛んで行きます。また、このような環境には、最新技術がどんどん入ってきます。最先端技術の方も、実験場が必要なのです。

 また、この村では、山は持っているが、育林への関心が乏しかった人の山も、全部引き受けました。その上で、一生懸命に育林してきた人の山も引き受け、預けたから駄目になったと思われないように頑張りました。(参考資料1を参照して記述。「 」内は引用)

☆まとめ

西粟倉村では、山全体が産業を形成しており、産業改革が進んでいました。すなわち、この山に来ていた30社のスタートアップは、林業の産業革命を推進する先導者でした。これを日本全国に広げて行けば日本の林業再生は、着実に進んでいくと思われます。でも、これを全国に広く展開するのは至難なのです。そのために「ギグワーク」を巧く山村に移植できれば、前進する可能性が高まると思います。

でも、越えねばならない難しい点はあります。今、林業従事者に、AI、IoTに強い人は、多くはないと思われます。この壁を越えねばなりません。この壁を越えるのは、「ギグワーカー」が使うためのツール、スマホアプリを、AI、IoTに関心の薄かった人達でも、操作できるものに、進化させねばなりません。さらに、山村の林業従事者を広く、教育しなければなりません。これをツールに仕事が出来るように、また、やる気が出るようにする、教宣活動が重要です。

これは重い仕事です。容易ではありません。でも、「山村振興」を日本全土で進めるのは、容易ではことではないのです。西粟倉村に、2018年から来ていた、30人のスタートアップのような人達が、広く参加してくれれば、道が拓けるでしょう。皆で、頑張ばりましょう。(この項、2020年6月記述)

(注1)ギグワーカー:インターネットを通じて、単発の仕事を請け負う人のこと。AI、IoTの急速な発展により、単発に発生する仕事を容易に結びつけられるようになった。近年、活用が急増している。ギグワーク:ギグワーカーにより、結びつけられる仕事。

(注2) 参考資料2、AbemaPrime(アベマプライム):インターネットテレビ局 AbemaTV:テレビのニュースチャンネル。

(注3) 西粟倉・森の学校:百年の森林事業に取り組む西粟倉村において、 地域の資源を活かした商品開発や販売を行う会社として2009年10月に設立。

参考資料

(1)日本経済新聞、2020年6月15日。

(2)過疎の村にベンチャー起業が山に集結。IoTで木の管理も、AbemaTV、

AbemaPrime、2018年7月19日。

[付記]2020年6月26日、椎野潤記。

[コメント]

東京で、最近、増えている「ギグワーカー」の仕事は、商品やウェブサイトのデザイン、映像の編集、プログラミングといった分野です。山村では、東京で作られた、このツールを使って、西粟倉で進められていたような事業を、実務的に展開する仕事になるでしょう。東京にいるギグワーカーとの緊密な連携が、極めて重要です。東京のギクワーカー

に、テレワークで協議に参加してもらう必要があります。ここでは、まず、東京と山村の双方のギグワーカーを結ぶ体制作りが先決です。具体的な最初の目標は、東京のギグワーカーと西粟倉村のスタートアップに、山村新興の話が出来る人材を、各山村に一人ずつ作ることです。

2021.6.29森の巨人たち百選「平湯の大ネズコ」で遊歩道の除草作業に取り組みました〜名古屋林業土木協会神岡支部〜
[山村振興] ラクビー世界最高峰リーグ ニュージーランドで再開 「山村振興国際交流」始められるか

フォレスト・サポーターズ

現在のサポーター

70715

個人で登録

団体で登録

企業・団体一覧

著名人サポーターズ

わたしたちもフォレスト・サポーターズに
参加しています

  • 草野 満代
  • 田中 要次
  • 今井 通子
  • 雨谷 麻世
  • 群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」
  • 出井 伸之(故人)
  • 李 卿
  • 北乃きい
  • 阿川 佐和子
  • 飯塚 帆南
  • くちぱっち
  • 立松 和平(故人)
  • カプすけ
  • ルー大柴
  • 南沢 奈央
  • 武内 和彦
  • 宮林 茂幸
  • みーもくん
  • 三國 清三
  • 手塚 るみ子
  • MAY’S
  • 武田 双雲
  • 木原 実
  • フレディーズ
  • 稲本 正
  • 田部井 淳子(故人)
  • KUBBE(キュッパ)
  • 速水 亨
  • モクゾー
  • 桜井 尚武
  • グリーンサンタ®
  • 美濃岡 洋子
  • 芳村 真理
  • 竹下 景子
  • 山縣 睦子
  • 佐野 加奈
  • 小篠 ゆま
  • アイドリング!!!
  • クック井上。(ツインクル)
  • 須藤 元気
  • 岡田 真奈美
  • はな
  • 枝廣 淳子
  • 中嶋 美年子
  • 亀渕 昭信
  • SNOOPY
  • スギッチ
  • ジョン ギャスライト
  • 乙葉
  • 富永 美樹

一覧

トピックス

  • 2023.09.13 【10/4(水)】第2回森林づくり全国推進会議、シンポジウム開催のお知らせ
  • 2023.04.28 SDGs WEEK EXPO「エコプロ2023」出展団体募集中!
  • 2023.02.14 「2022みどりの女神」活動報告・「2023みどりの大使」お披露目会開催!
  • 2022.12.15 【R4年度Forest Styleナビゲーター養成講座】参加者による記事をアップしました!

一覧

活動告知

  • 2023.09.22森林セルフケアフォーラム2023 in 東京 「森林ミツバチセラピー」
  • 2023.09.222023年10月21日(土)〜23日(月) 白神山地 森林の楽校2023
  • 2023.09.20地球環境を考えるトークイベント2023 秋  〜「災害のデパート」フィリピン北部での37年間の挑戦とこれから〜
  • 2023.09.202023年10月7日〜8日【間伐体験】会津高原 森林の楽校2023
  • 2023.09.15なんで植林するの?〜インドネシア:スンバ島の森を復活させる植林支援〜【外務省等が共催:グローバルフェスタJAPAN2023公式オンライン企画】

一覧

活動報告

  • 2023.09.26森林管理の副収入
  • 2023.09.26「御嶽濁河高地トレーニングセンター」周辺の森林整備に取り組みました 〜名古屋造素協 下呂支部〜
  • 2023.09.19大隅地域の林産業をモリアゲる講演会
  • 2023.09.12書籍「コスパ病」に学ぶ
  • 2023.09.06山仕事を夢みて流れついた先は島根県の離島だった(その2)

一覧

フォレスト・サポーターズ facebookページ

関連団体

  • 林野庁
  • 公益社団法人国土緑化推進機構
  • 森林づくり全国推進会議
  • ウッドデザイン賞
  • ホーム
  • サイトマップ
  • フォレスト・サポーターズとは
  • 森林づくり全国推進会議
  • 国際森林年(事業終了)
  • お問い合わせ
  • フォレスト・サポーターズに登録
  • 特典(共通)ダウンロード
  • 特典(法人・団体)ダウンロード
  • 個人情報保護方針

© 2023 フォレスト・サポーターズ運営事務局

ページトップに戻る