「人と生きものつながり創生」全国フォーラム 木曽悠久の森舞台の映画「うみやまあひだ」上映会・トークショー他 開催! 9/19(土)

人と生きものつながり創生全国フォーラム

美しい森林づくり全国推進会議は「木曽悠久の森」を有する長野県と共催で生物多様性の保全をテーマとした全国フォーラム「人と生き物つながり創生全国フォーラム」を開催します。

当フォーラムでは、多様な主体の参加と連携から始まる信州の生物多様性の保全をテーマに、識者による講演、パネルディスカッション、ドキュメンタリー映画の上映会、交流会など様々な催しが開かれます。ぜひご参加ください。

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フォーラム概要

日 程 2015年9月19日(土) 10:00~17:00
会 場 「木曽文化公園 文化ホール」(長野県木曽郡木曽町日義4898-37)
交 通 「木曽福島駅」から会場まで、無料シャトルバス運行 (9:15~17:00)
参加費 無料 (「緑の募金」にご協力下さい)
内 容
  • 木曽の美林を題材としたドキュメンタリー映画
    「うみやまあひだ~伊勢神宮の森から響くメッセージ~」
    上映会・トークショー
  • 「木曽悠久の森」写真コンテスト表彰式
  • 基調講演「多様な主体の参加と連携による生物多様性の保全」環境ジャーナリスト・枝廣 淳子 氏
  • パネルディスカッション「企業や市民にとっての生物多様性保全の経済価値」
  • 市民団体・企業等交流会 / NACS-J市民カレッジ
  • フォレスト・サポーターズ、企業の森づくり 展示 など
詳細:https://www.pref.nagano.lg.jp/shizenhogo/kurashi/shizen/hogo/tayosei/forum.html

上映会

木曽の美林を舞台にしたドキュメンタリー映画
「うみやまあひだ ~伊勢神宮の森から響くメッセージ~」木曽地域で初公開

映画「うみやまあひだ」
10年にわたって伊勢神宮を撮り続けてきた写真家・宮澤正明が、太古の昔から、森をはじめとした自然との共生を続けてきた日本人の心に迫るドキュメンタリー映画。
神宮の宮域林、木曽の大檜林、白神山地といった日本各地の深山幽谷へ足を踏み入れるとともに、宮大工棟梁や漁師、科学者など各分野の専門家、さらには建築家・隈研吾や映画監督・北野武に宇宙観を聞くなど、様々なアプローチで森や自然と人との共生について考察。

宮澤監督が撮り下ろした美しい映像とともに、日本人が失いつつあるアイデンティティーを再発見していく。

【キャスト】 河合真如(伊勢神宮神職)、隈研吾(建築家)、小川三夫(宮大工棟梁)、北野武(映画監督)、倉田克彦(神宮司廳営林部)、池田聡寿(木曽池田木材三代目)、大野玄妙(法隆寺管長)、田中克(京都大学名誉教授)、大橋力(脳科学者/作曲家)、畠山重篤(牡蠣漁師)、宮脇昭(生態学者)、成澤由浩(料理人)
公式HP http://umiyamaaida.jp/

トークショー

「式年遷宮を300年支えた森を、次世代に引き継ぐために(仮)」

「木曽悠久の森」について

天然のヒノキ、サワラ等から成る木曽地方の森林は、良質の木材産地として姫路城・大洲城等の文化的建造物や、伊勢神宮・明治神宮等の社寺・仏閣の歴史的建造物の維持、地場産業の継承・振興に大きな役割を果たしてきました。

しかし長野県・岐阜県にまたがる木曽地方は、2014年9月27日の「御嶽山」の噴火により、戦後最悪となる57名の犠牲者を出すなど大惨事に見舞われ、現在も依然として御嶽山の入山規制により、地元の観光産業などは苦境が続いています。

そこで、林野庁中部森林管理局は森林資源の保存・復元を図るため、2015年に「保護林」制度の創設100周年を迎え世界的に見ても希少で貴重な存在となっている1万7千haの森林を「森林生物多様性復元地域」(愛称:木曽悠久の森)と設定し、その魅力を多くの方に知っていただくために、「木曾悠久の森」写真コンテストを開催することとなりました。

また、2015年2月、伊勢神宮の式年遷宮と日本の森の素晴らしさ、木に込められた先人達の想いをテーマに、世界に誇る日本の森と木の文化を紹介するドキュメンタリー映画「うみやまあひだ」が公開されたことなどもふまえ、「木曽悠久の森」の歴史や魅力、そして式年遷宮を支えてきた木曽地方の魅力を伝える様々な催しが併せて行われることとなりました。