公益社団法人ガールスカウト日本連盟

    野外活動を通して自然と共生するプログラムを展開

    私たちは自然と触れ合うことから多くのことを学びます。ガールスカウトの教育方法の中で、「自然」は大きな意味を持っています。元気よく体を動かして、ワクワクするような冒険的な活動もすれば、仲間と日常生活とは異なる環境の中で協力して過ごす教育キャンプもします。自然と向き合い生命の神秘を感じたり、自然物を利用して何かを工夫したり作ったりする活動もします。そのような野外での活動は私たちに、自然環境への配慮や自然界のルールを考えるきっかけを与えてくれます。人間がコントロールできない自然のなかで活動することで、あきらめない心、創意工夫する力、仲間と協力して成し遂げる力などが身に付きます。また自然に対する畏敬の念を育て、地球環境の保全への意識を高めることにもつながっています。

    各地域で展開されるプログラム

    ガールスカウトは緑の募金活動をはじめ、枝打ちや下草刈りなどの森林保全活動、間伐材を使った物づくり体験などに各地域で取り組んできました。全国のガールスカウトが取り組んでいる「Greener×Greener Ⅱ」では、私たちが住んでいる地域の環境を知り、足元の緑を増やす活動から、世界のこと、地球のことへと視野を広げて、自分たちにできることを積極的に実践しています。

    http://www.girlscout.or.jp/greenerxgreener/gxg2.html

    SDGs「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」「ジェンダー平等を実現しよう」の達成を目指して取り組みます。環境問題は私たちが住む日本だけの問題ではなく、地球規模の問題であることを知り、世界に目を向けます。