日本自然保育学会第8回大会

雄大な自然に囲まれた北海道では、古くから自然体験型環境教育の実践が豊富な地域ですが、近年では自然保育の取組が拡がっており、さらに地域と協働して地域の森林を整備・活用する園も増えています。

そこで、今大会は「自然保育と森林ESD(森林環境教育)〜持続可能な未来を目指して〜」をテーマに、地域と協働して森林を整備・活用する園の視察やシンポジウム等も開催します。

特に、日本一の教育を目指して、地域と連携した森林整備等を行い、自然保育を通した教育移住を促進する「はやきた子ども園」(安平町)や、地域・保護者等と連携した園庭や地域の森林を整備・活用することで園児を増やした「恵庭幼稚園」(恵庭市)の視察、「自然保育と森林ESD」や「地域等と連携した森林等の整備・活用」をテーマにしたシンポジウム等も開催されます。

【日時】

《1日目》2023年11月10日(金)14:00〜18:00(交流会/18:30〜20:30)

《2日目》2023年11月11日(土) 9:00〜17:30(交流会/19:00〜21:00)

《3日目》2023年11月12日(日) 9:00〜15:30

【会場】

《1日目》はやきたこども園(安平町)

《2日目》AM/恵庭幼稚園、PM/北海道文教大学(恵庭市)

《3日目》北海道文教大学(恵庭市)

【プログラム】

《1日目/11月10日(金)》

 ◆「はやきたこども園」見学(園舎・園庭・森林)

 ◆トークセッション「子どもが遊べる町、子どものため産官学の連携」

  (安平町・安平町教育委員会・はやきたこども園関係者等が登壇)

 ◆交流会

《2日目/11月11日(土)》

 ◆「恵庭幼稚園」(園舎・園庭)及び「北清の森」見学

 ◆基調講演「環境教育学から自然保育学に期待すること」

  〈講演者〉

   能條 歩氏(北海道教育大学 教授)

  〈司会〉

   酒井 真由子氏(上田女子短期大学 教授、日本自然保育学会 副会長)

 ◆パネルディスカッション

  「自然保育と森林ESD(森林環境教育)-持続可能な未来を目指して-」

  〈パネラー〉

   高橋 泰道氏(島根県立大学 教授)

   板倉 浩幸氏(神奈川県相模原市小学校 教諭、博士(農学))

   松山 道子氏(NPO法人森のこころね 代表理事)

  〈コーディネーター〉

   山口 美和氏(上越教育大学大学院 教授、日本自然保育学会 会長)

 ◆交流会

《3日目/11月12日(日)》

 ◆研究発表(口頭)

 ◆研究・実践発表(ポスター)

 ◆自主企画シンポジウム

  「森で育まれる子どもや保護者の自然観

    -2歳児対象の森のようちえんの実践から-」

 ◆自主企画シンポジウム

  「地域・保護者等と連携した園庭・裏山・森林等の整備と活用

   〜「自然保育」の保育環境の充実に向けて〜」

  〈登壇者〉

   伊原 鎭氏((学)フレンド恵学園 理事長)

   国本 亜希子氏((学)北広島竜谷学園 広島幼稚園 副園長)

   上田 融氏((NPO)いぶり自然学校 代表、光の国こども園「森っこクラブ」講師)

   池田 貴彦氏((学)リズム学園 恵庭幼稚園 自然体験活動指導者)

  〈進行〉

   酒井真由子氏(上田女子短期大学 教授、日本自然保育学会 副会長)

   木俣 知大氏((一社)東京学芸大Explayground推進機構 研究員、日本自然保育学会 理事)

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