「美しい森林づくり in 飛騨国府」が開催されます 〜 地域林業の再生を目指し民有林と国有林が連携 〜 

 岐阜県はその県歌で「岐阜は木の国 山の国」と歌われ、飛騨の山、美濃の水をたたえ「飛山濃水」と呼ばれています。その飛騨で「美しい森林づくり推進国民運動」の一つとして「「美しい森林づくりin飛騨」」が地域の行政や林業事業体の連携で昨年から取り組まれています。

 この取り組みは温暖化防止に向けた森林整備の推進には民有林の山主の理解が不可欠として、「林業は儲からない」とあきらめていた山林地主の皆さんに「いま林業の現場ではこんなに機械化が進んでいるんですよ」といった実体験をしていただくために、実際に地域で取り組まれていることを紹介し山の手入れに目を向けてもらうことを目的に、昨年から始まったもので、高山市の各地で3回実施、4回目を来る9月27日(日)に高山市国府町で開催されるものです。

 この取り組みは地域林業再生には民有林と国有林の連携が大切と、民有林側からは岐阜県飛騨農林事務所、高山市、飛騨市、白川村そして飛騨高山森林組合、飛騨市森林組合が、国有林側からは飛騨森林管理署が連携し、関係する団体の協力も得ながら取り組まれているものです。

 in飛騨国府の催しでは、実際に取り組まれた山主の発表や木質資源利用に向けたペレット工場の取り組み、高性能林業機械を使った低コスト作業の現地見学などが予定されています。

 地域の森林を元気にすることが地域を元気にすることにつながる。「美しい森林づくり推進国民運動」は地域でもしっかり取り組まれおり、当協会も”フォレスト・サポーターズ”としてHPへの掲載などを通じPRをしていきますので、参加希望等がありましたら高山市林務課(0577−35−3541)または国府支所基盤産業課(0577−72−3111)までお問い合わせ下さい。