林野庁中部森林管理局では、各森林管理署等において、国有林クリーン活動として5月30日に廃棄物撤去や清掃活動を「ゴミゼロ運動」として行われています。飛騨森林管理署(岐阜県高山市:牛尾 光署長)では沿線が国有林の県道「飛騨卯の花街道」及び日本一標高が高いパーキングエリヤがある東海北陸自動車道の松ノ木峠付近を併走する国道沿線で取り組まれました。
周辺はオートキャンプ場や田舎暮らし・自然体験スポットが整備された「彦谷の里」や、猪臥山の登山口となっており四季を通じて登山者が訪れます。
また、東海地方一の寒冷地「荘川町六厩地区」から飛騨高山方面へ向かう松ノ木峠は周囲を国有林に囲まれた自然豊かな所です。
当日は、名古屋林業土木協会及び名古屋造林素材生産事業協会の各支部から30名が参加し、飛騨森林管理署、関係団体等からの参加者と合わせ総勢47名で3班に分かれゴミ拾いを行いました。沿線は一見綺麗ですが、路肩の藪にはペットボトル、空き缶のほか投棄された廃棄物もあり、山里・渓谷の景観を守るため見落としの無いよう回収しました。
両協会は、今後とも地域・国有林と連携し、清掃活動等の取り組みにフォレスト・サポーターズとして協力していく考えです。