私達フォレストサークル・あいち(FCA)が、愛知森林管理事務所(豊田森林事務所)の許可を得て取り組んでいる定光寺自然休養林の森林整備活動も、今回で32回目を数えました。
定光寺自然休養林は名古屋市の北東部に隣接した瀬戸市北西部の丘陵山地で、人工林と天然林からなる緑豊かな森林区域に、森林交流館(丸根山駐車場に隣接)、約二ヘクタールの樹木見本林、二十キロを超える遊歩道も整備され、東海自然歩道も通っていますので、ハイキングや森林浴、樹木観察など自由に楽しむ事ができます。
私たちFCAはその中の丸根山尾根部から南東斜面の遊歩道を挟んだ上部エリアと下部エリアを担当していますが、4年半前からこのエリアの除伐や枯れ木の処理などを順次行って整備が進み、現在は笹刈りをメインとした活動を続けています。
今回は中央の遊歩道から上部エリアの笹刈りと、明らかに枯れて遊歩道側への倒木の危険のあるものが見つかった為、その伐採処理を行いました。
台風と前線による線状降水帯の大雨から三日後で、曇天の上30℃近い気温と湿度の中での活動となりました。
今後も休養林としての景観を保ち、森林浴や散策の皆さんにより良く楽しんでいただける環境となる様、継続して森林整備に取り組んでまいります。