私達フォレストサークル・あいち(FCA)が、愛知森林管理事務所(豊田森林事務所)の許可を得て、継続して取り組んでいる定光寺自然休養林の森林整備活動も、今回で44回目を数えました。
定光寺自然休養林は名古屋市の北東部に隣接した瀬戸市北西部の丘陵山地で、人工林と天然林からなる緑豊かな森林区域に、森林交流館(丸根山駐車場に隣接)、約二ヘクタールの樹木見本林、二十キロを超える遊歩道も整備され、東海自然歩道も通っていますので、ハイキングや森林浴、樹木観察など自由に楽しむ事ができます。
私たちFCAはその中の丸根山尾根部から南東斜面の遊歩道を挟んだ上部エリアと下部エリアを担当し、約6年前からこのエリアの整備を行ってきました。
かなり前に山火事で焼損したこのエリアですが、
担当当初には背丈を超える笹に埋もれ成長の遅かった樹木も、その後の継続した笹刈りで勢いを得て徐々に成長してきました。
今回は各地で最低気温を記録した日となったものの、遠方からの参加隊員を含め、風も少なく快晴で未だ紅葉も十分に愉しめる中での活動となりました。
先月に続き担当エリアの中段遊歩道から見下ろす斜面に生い茂る腰丈ほどの笹刈りと共に、一部の密集した樹木の除伐を進めました。
今後も休養林としての景観を保ち、森林浴や散策の皆さんにより良く楽しんでいただける環境となる様、継続して森林整備に取り組んでまいります。