愛知・定光寺自然休養林の森林整備活動〜50

私達フォレストサークル・あいち(FCA)が、愛知森林管理事務所(豊田森林事務所)の許可を得て、継続して取り組んでいる定光寺自然休養林の森林整備活動も、今回で50回目を数えました。

定光寺自然休養林は名古屋市の北東部に隣接した瀬戸市北西部の丘陵山地で、人工林と天然林からなる緑豊かな森林区域に、森林交流館(丸根山駐車場に隣接)、約二ヘクタールの樹木見本林、二十キロを超える遊歩道も整備され、東海自然歩道も通っていますので、ハイキングや森林浴、樹木観察など自由に楽しむ事ができます。

私たちFCAはその中の丸根山尾根部から南東斜面の遊歩道を挟んだ上部エリアと下部エリアを担当し、約7年前から整備を行ってきました。

かなり前に山火事で焼損した下部エリアですが、担当当初には背丈を超える笹に埋もれ成長の遅かった樹木も、その後の継続した笹刈りで勢いを得て徐々に成長してきました。

また、上部の密集樹木エリアは除伐を進め、随分明るく風も通る様になってきました。

今回の活動は、猛暑が続く8月は中止した為2ヶ月ぶりとなり、尚且つ一週遅らせての実施としたものの、やはり猛暑日の予報であった為、午前中の作業で切り上げる事としました。

晴天で風も無く汗の吹き出す中でしたが、刈り払い機と刈り込み鋏でエリア内の遊歩道及びそのサイドを笹刈りし、また遊歩道をふさいでいた倒木を切断し処理を行いました。

今後も休養林としての景観を保ち、森林浴や散策の皆さんにより良く楽しんでいただける環境となる様、継続して森林整備に取り組んでまいります。