例年より13日早く、昨年より9日も早く7月8日に梅雨明けを迎えた東海地方ですが、中部森林管理局愛知森林管理事務所(岩井 広樹 所長)が管理する豊橋国有林において、国有林における国民参加の森林づくりの一環として豊橋市にある「NPO法人穂の国森づくりの会」がふれあいの森協定を締結し、毎日新聞が取り組む「つながる森プロジェクト いのちの森づくりリレー植樹」とタイアップし植樹祭が開催されました。
当日は宮脇昭横浜大学名誉教授の指導の下、来賓にはを林野庁から皆川芳嗣長官を始め、川端省三業務課長が、中部森林管理局からは城土裕局長、竹林章次長(名古屋事務所長)宿利計画部長、井上隆裕指導普及課長のほか、愛知森林管理事務所の岩井広樹所長が出席されました。
また、地元から大村秀章愛知県知事、佐原光一豊橋市長、さらには鈴木克昌副総務相など多彩な来賓が出席されました。
来賓挨拶の中で皆川長官は、愛知県が昨年COP10会場になり、今年は「国際森林年」の年にこのような植樹祭が開催されたことにふれながら、森林の現況、森の恵を教授しているなか、東日本大震災において海岸保安林が果たした役割と海岸林再生に向けた意気込みとともに「ここは石巻山、宮城県には石巻市があります。今日は被災地に思いをはせて植樹して下さい」と挨拶されました。
宮脇教授からの植え付け指導では、植栽する木を来賓、参加者が大きな声で3回づつ呼ぶ中で森づくりの大切さを話され植樹に。植樹には約500人が参加。当協会からも青年部と愛知支部(安藤 勝啓 支部長)から30名が参加(写真)し植樹(写真)したほか、愛知支部は散水車により水の確保に協力しました。