(社)名古屋林業土木協会岐阜支部(宗宮正和支部長)では、フォレスト・サポーターズの活動として、岐阜森林管理署が管理する古城山国有林において古くなった木製看板2基と注意書き看板1枚の立て替え作業を実施しました。
この古城山国有林は美濃市街地からも近く、古城山遊歩道「やすらぎの森」として幼稚園児なども散策に訪れる市民憩いの場となっており、岐阜支部ではフォレスト・サポーターズに登録した3年前から岐阜森林管理署(下呂市:中岡 茂署長)、美濃市(石川道政市長)と協働し施設などの整備に取り組んで来ました。
そんな中、今年は看板の腐朽が進み危険になったことなどから、古いのを撤去し新たな看板を設置することになり、支部で看板の製作に取り組むとともに、この日の現地設置作業となったものです。
当日はこの秋一番の冷え込みでしたが、支部会員16名のほか岐阜森林管理署や美濃市からも参加頂き総勢20名で作業を実施。写真で見て頂いてもわかりますが、大がかりな看板で、穴掘りから看板の組み立て、そしてなんといってもクライマックスは看板枠の立て込み。すべて人力の大変な作業でしたが、日頃の土木工事で鍛えた体力と技術で無事設置を終えることができました。
美濃市は「和紙とうだつの町」、毎年10月に行われる「美濃和紙あかりアート展」には全国から多くの方が訪れます。岐阜支部ではフォレスト・サポーターズ活動を通じ、今後も国民の森林として地域に期待される国有林の整備に協働して取り組んでいく考えです。